ツンデレを超えて“ツンドラ”な毒舌家だったのは昔の話？戦場ヶ原ひたぎ（CV：斎藤千和）が恋人をドライブデートに連れ出すシーンが、「優しいなぁ……戦場ヶ原さん」「車の免許取得しとるとか最高すぎやしませんか」と視聴者をときめかせた。
【映像】得意げな顔で運転免許を見せびらかす戦場ヶ原ひたぎ(15分5秒ごろ～）
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦（CV：神谷浩史）と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの６部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「『終物語』まよいヘル／ひたぎランデブー／おうぎダーク」は、暦が死後の世界にやってきたところから物語が始まる。
戦場ヶ原ひたぎは、目的のためなら暴力的な手段もいとわない性格で、暦が「ツンデレというよりツンドラ」と評したほどの毒舌家だ。しかし暦と恋愛関係になってからは言動が丸くなり、どんどん“デレ”が増している。
「ひたぎランデブー」第1話は、ひたぎのかわいらしさが堪能できるエピソードだった。志望大学の試験を終えた暦は、ひたぎと久々にデートをすることに。デート当日、ひたぎは自動車に乗り、「さ、助手席に乗って」と促した。戸惑う暦に対して、ひたぎは「ジャンジャジャーン。驚いた？」と運転免許証を見せた。実は彼女は、暦が受験勉強に打ち込んでいる間に運転免許を取得していたのだ。
暦は校則違反を指摘したが、ひたぎは、「だって3学期、学校に行かなくてよかったから暇で暇でしょうがなかった、から？」と悪びれる様子もなく返答。「それにほら、阿良々木くんが免許を取得できないだろうから、先回りしておこうかなと思って」と付け加えた。
暦は“肉体の吸血鬼化”により、写真に写ることができず、必然的に運転免許証を持つことは不可能だった。ひたぎが免許を取ったのは、彼女なりに気を回した結果だったようだ。
ひたぎの粋なサプライズに、「優しいなぁ……戦場ヶ原さん」「しれっと免許取得とかさすが戦場ヶ原さんはハイスペックだな」「車の免許取得しとるとか最高すぎやしませんか」「ガハラさんが車の免許とってのデート驚き！」と視聴者は盛り上がっていた。
(C)西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
