お笑いコンビ・ダイアンのユースケと津田篤宏が、DJ KOO指導のもとクラブDJに挑戦。斬新なDJプレイを披露し、美ヒップあらわなセクシー美女と共にフロアを盛り上げた。
ダイアンの冠バラエティ番組『ゲストダイアン』（毎週土曜午後4時〜、ABCテレビ）。本番組でのダイアンの立ち位置は、MCではなくゲスト。毎週異なるMCを迎え、番組内容も出演するMCに合わせて変化するのが特徴だ。6月22日の放送回は、TRFのリーダー・DJ KOOがMCを務める「ヤラnight！POW！POW！POW！」を展開。DJ歴45年のDJ KOOが、DJ YUU（ユースケ）とDJ SUU（津田）にDJプレイを指導し、最後にスペシャルライブを開催した。
DJ風のド派手な衣装に身を包んだダイアンの2人は、番組ラストのスペシャルライブに向けて早速練習を開始。「曲と曲をつなぐ」「エフェクトをかける」「サンプリングを使う」という3つの内容を学んだ。はじめにユースケがタイミングよく曲をつなぎ、出だしは順調。しかしその後、西城秀樹のモノマネをしたり、TRFの「EZ DO DANCE」をアカペラで歌ったりと自由なダイアンに、DJ KOOが「こんなDJ初めて見た」と驚く場面も。最後はそれぞれのセレクト曲で練習し、ライブ本番を迎えた。
なお、ダイアンのDJデビューに華を添えたのが、セクシーな衣装をまとった2人のダンサーだ。DJブースの前に立つ彼女たちは、フリンジがあしらわれたゴージャスなビキニに、ロングブーツをあわせたスタイル。布面積の少ないビキニからは美しいヒップがあらわになり、妖艶に体をくねらせるなどダンスも色気にあふれていた。
こうしていよいよ、ライブがスタート。まずはDJ KOOがDJプレイを披露し、TRFの「BOY MEETS GIRL」などで会場をあたためた。続いて津田が「DJ SUUがやってきたぞ〜！」と登場すると、観客たちは大盛り上がり。つかみは完璧だったものの、次第にあたふたする様子が目立つようになり、近くで見ていたユースケから「むちゃくちゃなってる！」「何のボタンも押さずにずっと喋ってるやん」などとツッコミが。そんななかでも、ラッツ＆スター「め組のひと」のサビ部分では、津田の歌に続いて観客が「めっ！」と声を合わせ、フロアの一体感はバッチリ。その後、少し余裕が出てくると、練習時に学んだサンプラーのボタンを押し、持ちネタ「ゴイゴイスー」を曲に乗せる場面もあった。
次に「滋賀が生んだモンスターDJ、DJ YUU！」という津田の呼び込みで、ユースケが登場。ユースケは「みんな今日はどこから来たんですか〜？」と呼びかけるなど、積極的に観客とコミュニケーションをとり、序盤からサンプリングも取り入れていた。しかし、2曲目の「マツケンサンバ2」に突入すると、ほぼ歌っているだけの状態が続き、DJ KOOや津田から「マツケンサンバ流してるだけになってる！」「歌ってるだけじゃん！」などとツッコミが続出。それでもユースケは楽しそうに歌声を響かせ、最後は「オレ！」と締めくくった。
ユースケと津田の斬新すぎるDJプレイに、若干戸惑う様子を見せながらも、「オッケー、オッケー」と声をかけるなど優しくフォローしていたDJ KOO。ライブ終了後、「楽しくできました？」という質問に、ユースケと津田が「楽しかったです！」と口をそろえると、DJ KOOは「ならいいです！」と笑っていた。
