かつて、韓国の音楽プロデューサーJY Parkから「ナチュラルさが足りない」と酷評され『Nizi Project』を脱落した美女が再起をかけた圧巻のパフォーマンスを披露。「ワクワクするようなダンスに惹きつけられた」と絶賛された。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。1st Stageの審査には元AKB48の横山由依、音楽プロデューサーで作曲家の松隈ケンタ、ダンサーで振付師の周平が審査員として参加。最終候補者たちのタイマンバトルが行われることになった。
今回の1st Stageでは、最終候補者40名の第一印象をアイドル好きオーディエンス150名と審査員4名が各10点満点で採点。暫定19位の長輿玲花(27歳)と暫定22位の谷屋杏香(25歳)が対戦することになった。
小さい頃からダンスとミュージカルを習い、2つのアイドルグループに在籍経験のある長輿。一方の古屋は『Nizi Project』に参加するもプロデューサーのJY Parkから「ナチュラルさが足りない」と言われ、脱落してしまったという過去を持っていた。互いに再起をかけたタイマンは白熱。両者共に高い歌唱力とダンスを披露し、フリーアピールで谷屋は「わたしの強みは挫折の数だと思ってます。『Nizi Project』での脱落や、アイドルグループでの活動休止、全ての挫折はわたしにとって意味のあるものだったと思っています。わたしが挑戦する姿で、誰かの希望になりたいです。よろしくお願いします」と熱い想いを打ち明けた。
投票の結果、3対2という接戦で谷屋が勝利。古屋は「ワクワクするようなダンスに惹きつけられた」と評価を受け、後のインタビューで「自分の強みはダンスかなと思っていて。15年ぐらいやってきているので、嬉しいです」とほほ笑んだ。