痴漢被害での辛い経験から社会に絶望した美女がアイドルの歌に支えられ自身もアイドルを目指しオーディションに参加。「今度は自分が生きたいと思える理由になりたい」とアイドルに賭ける想いを語った。
【映像】痴漢被害を乗り越え アイドルを目指すようになった美女(現在の姿あり)
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。1st Stageの審査には元AKB48の横山由依、音楽プロデューサーで作曲家の松隈ケンタ、ダンサーで振付師の周平が審査員として参加。最終候補者たちのタイマンバトルが行われることになった。
今回の1st Stageでは、最終候補者40名の第一印象をアイドル好きオーディエンス150名と審査員4名が各10点満点で採点。暫定4位の栗原きほ(25歳)と暫定37位の西島りお(22歳)のタイマンバトルがはじまった。
オーディション時、西島は「5年前くらいに、痴漢の被害にほぼ毎日あっていて…」と打ち明け、「勇気を振り絞って痴漢を捕まえた時に駅員さんから『捕まえます?』って聞かれて…なんだか軽視されているように感じました」と辛い経験を告白。その辛い経験がトラウマになるも、欅坂46の『月曜日の朝、スカートを切られた』という曲に支えられ「今度は自分が生きたいと思える理由になりたい」と、アイドルを目指したのだ。
タイマンバトルでは歌唱審査&ダンス審査&フリーアピールの結果、接戦の末に栗原が勝利。しかし審査員の横山は西島のパフォーマンスを「歌ってる時の表情だったり、ダンスしてる時の動きがすごく素敵だなと思って」と評価し、後のインタビューで西島は「やっぱりアイドルになりたい」と涙を流した。