あらゆることが反転した鏡の世界――。アニメ「続・終物語」は、そんなストーリーに合わせて、OPにも粋な仕掛けが隠されているようだ。楽曲を逆再生し、タイトルの文字を逆さまにしてみると……!?
【映像】話題となった「続・終物語」のOP「07734」（1分25秒ごろ〜）
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦（CV：神谷浩史）と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの６部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「続・終物語」は、暦の高校の卒業式の翌日を描いたサイドストーリーだ。
魅力的なヒロインたちのキャラクターソングをOP主題歌に起用してきた「〈物語〉シリーズ」。「続・終物語」のOP主題歌「07734」は、満を持して主人公の暦が“語り”を担当した楽曲なのだが、どんな言葉を発しているのか判然としない箇所が多い。しかし、試しに楽曲を逆再生してみると、「僕のもしも」や「君のもしも」、「見たことがあるか？月の裏を」といったワードが聞こえてくるではないか。
また、「07734」という謎めいたタイトルは、デジタル数字で表記した上で逆さまにすると、「HALLO」と読むこともできる。実際、OP映像には、「07734」をデジタル数字にした意味深長なカットも含まれている。
「続・終物語」は、暦が鏡の中に吸い込まれ、あらゆることが反転した世界に迷い込むストーリーだ。“鏡”や“反転”がキーワードとなるエピソードにぴったりの粋なOPに、ネット上で、「曲を逆再生させるとこうなるとは……！」「最後『なぁ、ひたぎ』って喋ってない??」「OPまでリバースしてたのか」と反響が続出していた。
(C)西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
