東出昌大とひろゆきが、南米ボリビアの首都・ラパスでデモに巻き込まれ、旅の継続が危ぶまれる緊急事態に直面した。
6月30日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。
ボリビア・ラパスで迎えた、南米旅15日目。一行は街の上空を走るロープウェイ「ミ・テレフェリコ」に乗り、空中散歩を楽しんだ。ゴンドラの窓からはラパスの街並みを一望でき、絶景に一同大興奮。しかしその一方で、異様な光景を目にする場面も。ハチャ・カトゥ駅で別の路線に乗り換えた際、チケットを求める人々が長蛇の列を作っていたのだ。このロープウェイは地元の人々にとって、日々の生活に欠かせない公共交通機関。ひろゆきは「上に住んでいる人が、下に降りて働くんですね」と推測していたが、行列の長さは尋常ではない。実はこの時すでに、街に異変が起こっていたのだった。
カナ・パタ駅でロープウェイを降りると、豊川ディレクターが「この先の打ち合わせをしないといけないので、4〜5分時間をください」と言い出した。スタッフによる緊急ミーティングが行われると聞き、ひろゆきは「ゲストが来るんじゃないか」と推理。ゲストの話題で東出と盛り上がっていたが、実際はそんな明るい話ではなかった。大統領選挙の不正をめぐりデモが発生したことを受け、道路が封鎖され、交通機関がマヒ。先ほど目にした大行列は、デモによる混乱だったのだ。豊川ディレクターは「ラパスから出られなくなる可能性もある」と告げ、さらに「旅がラパスで終了してしまうことも」と最悪の事態にも言及。急いでバスターミナルに向かうべく、一行は再びロープウェイに乗車した。
まさかの展開を受け、東出は「すごいですね、ラパス脱出って。ちょっと、緊張感がすごいですね」「脱出しないとこの旅が詰むって、そんなことある?」と動揺を隠せない様子。ひろゆきも「世界の果て感、出ましたね。都市じゃーんとか思ってたら、だいぶ異文化」と同調した。こうしてハチャ・カトゥ駅まで戻った一行だったが、ここからロープウェイでさらに下の駅に移動するには、大行列に並ばなければならない。あまりにも列が長く、最後尾を探すのも一苦労という状況を受け、ひろゆきは「あそこのバスステーションまで戻らず、このあたりのバスステーションからオルロに行く」と提案。急遽予定を変更し、1番近いバスターミナルへ向かうことにしたのだった。果たして東出とひろゆきは、無事にラパスから脱出できるのだろうか…!?