7月2日、金銭を目的としたサイバー攻撃を行ったとされる組織が、ドワンゴから不正に取得した社内情報をダークウェブに公開した。公開されたデータには契約者情報や、クリエイターの個人情報も含まれており、ドワンゴに関係する人々に重要な影響が出るといいう。
【映像】識者からも心配の声があがるKADOKAWAの「データ流出」
公式Xで投稿された内容では「現在の調査状況では、漏洩した情報の範囲が特定されておらず、またインターネット上で流出したと噂されている情報のなかにはフェイク・捏造情報が含まれている可能性もあるため、実際にどのデータが流出したのか、社内の記録と突き合わせながら特定作業を行っている」という。そのほか、流出データを発信する行為が罪になる可能性もあると注意喚起をしている。
過去にも今回の問題を取り上げたABEMA Primeでも、公式からの発表に触れると、起業家・投資家の成田修造は「ニコニコ動画自体がどうなるのか。かなりでかいトラブル」と言及。コラムニストの小原ブラスは「流出する情報の中に、匿名のつもりで書いていたものまで出たら、大きい会社で書いていることがどこで漏れているかわからないつもりでネットをやらないといけない。使う側も大手企業だから安心だとはならない」という恐怖を感じていた。
またAge Well Japan代表・赤木円香氏は「大手企業でもハッカーに入られてしまうと、弊社の体制で大丈夫なのかと話題になっている。ちゃんと守らなくてはいけないと身が引き締まる思い」だと述べた。
ドワンゴでは問い合わせの専用窓口も公開している。
(『ABEMA Prime』より)
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