グローバルボーイズグループデビュープロジェクト『MAKEMATE1』の8話にて、脱北者の練習生キム・ハクソンが上位にランクインした。
『MAKEMATE1』は、「PRODUCE101」「&AUDITION-The Howling」などの制作陣が手がけるプロジェクト。各国から参加した35名の少年たちがアイドルの夢を目指して成長していく。参加者が事務所に所属していない点が特徴だ。MCはEXOのXIUMINが務め、C-MATE(トレーナー兼評価団)として、歌手のLIM HAN BYUL、ソラ(MAMAMOO)、ラッパー兼マルチタレントのHANHAE、振付師VATAらが名を連ねている。
ゲリラ路上ライブに挑戦!
3ラウンドの「コンセプトミッション」がスタート。脱北者として注目を浴びたキム・ハクソンは最新の順位で11位に付け、躍進を見せている。“K-楽”というコンセプトのもと、Stray Kids「Thunderous」を披露するメイトBグループの6人は、全員の個人点数を上げるという目標を設定。ハクソンはミスを連発してしまうが、タクマが丁寧に教え、猛練習を重ねていく。
わずか1日という練習期間にもかかわらず、中間チェックでは見事なパフォーマンスを見せた6人。しかしソラは「すごく良かったけど、まだ少し物足りない。このコンセプトは上手にこなすのが当たり前で、うまくできなかったら叩かれる。原曲以上の何かを見せてくれないと」と指摘し、INGYOOも「自分たちの物語が必要だ。コンセプトを明確に見せる工夫をした方がいい」とアドバイス。さらにソラは「ソンビ(韓民族の理想像)のイメージを忘れないで。韓服を着て踊ってみては?」と伝えた。
アドバイスの通り、韓服を着用して街を練り歩く6人。路上を歩く人に声をかけて観客になってもらい、ダンスを披露した。6人は達成感に包まれた様子で「余裕がないと“K-楽”の味が出ないことがわかった」と話す
本番では民族テイストが漂う衣装をまとい、ダイナミックなダンスを繰り広げていくメンバー。ハクソンはラップパートを担当して魅了し、タクマは表情豊かにセリフのようなパートを巧みにこなす。練習生たちの間では「タクマがすごい」「音楽番組みたい」「レジェンドだ」と称賛の声が起こった。
ゲストのナムジュ(Apink)は「始まりからずっと鳥肌が立った」と興奮気味に話し、フイ(PENTAGON)は「オーディション番組ではなく、デビュー3年目のグループが必死に準備して新曲を出した感じでした。表情や振る舞いに余裕がありました」と絶賛。全員が素晴らしかっただけに、C-MATEたちは順位をつけるのが難しいと語った。
対戦したAグループは上位の練習生が多い強敵だったが、Bグループは見事勝利。メンバーのハン・ユソプは「勝利したことがとても嬉しいです。チームみんなで準備する過程もとても楽しかったですし、結果にも表れてとても満足しています」と語っていた。
(『MAKEMATE1』/ABEMA KPOPチャンネルより)