東出昌大が、映画『Winny』で共演した俳優を「ものすごい役者さん」「芝居がすごすぎる」と褒めちぎり、演技の素晴らしさを熱弁する場面があった。
7月7日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。
ボリビアで迎えた南米旅15日目。一行は、デモの影響で混乱する首都ラパスを脱出し、バスでオルロへ。移動の車中で芝居の話をする東出は、いつになく饒舌だった。「吹越満さんってものすごい役者さんで、僕大好きなんですけど、芝居がすごすぎるので」。そう切り出した東出は、映画『Winny』の現場で目にした吹越の演技がいかに素晴らしかったか、熱く語り始めた。
初めに東出は、本作での吹越の役柄が「凄腕の弁護士」だと説明し、弁護士事務所でタバコを吸いながら話すシーンのリアリティを絶賛。「タバコをくわえて火をつけようとして、また話を聞いて、1回吸った後にポンポンとしながら話す芝居があるんですけど、これってどのタイミングでタバコに火つけようかなとか、ある程度考えてこないと、まずやろうと思わないんですよ」などと語り、さらに「2回戦、3回戦やって、別の位置からカメラ撮っても、吹越さんは動きがブレないんです。全部つながっているんですよ。それに監督も脱帽した。めちゃくちゃ準備してこないと駄目なんですよ」と尊敬の念を表した。
そんな吹越に、東出が「すごいって思う役者いるんですか?」と尋ねたところ、まさかの答えが返ってきたのだそう。吹越が「すごいと思う役者」として名前を挙げたのは、『マスク』『トゥルーマン・ショー』などの主演作で知られるアメリカのコメディ王、ジム・キャリー。予想外の答えに驚いた吹越とのエピソードを、東出は楽しそうに振り返っていた。