ブラックマヨネーズの小杉竜一が飲食店を訪れたところハプニングが発生!? とんでもない蒸気が突如吹き出し、悲鳴を上げる一幕があった。
7月5日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、以前の放送でマツコ・デラックスと有吉弘行が「新しい食べ物を近年好きになっていない」と発言したことを受け、2人が知らない未知なる地方の絶品・中国料理の調査に出た。リポーターを務めたのは、ブラックマヨネーズの小杉竜一。
その中で小杉が驚いたのが、蒸気が吹き出す絶品鍋を提供する東京・湯島の「食彩雲南 湯島店」。ここで供されるのは雲南料理で、雲南省は中国の南部にあり、ミャンマーやラオスに隣接し、25の少数民族が暮らしている地だ。
そんな雲南料理の特徴は「四川省の隣だから唐辛子を使っている」という。大陸の南側に位置し、暖かい気候の雲南省は山の幸が豊富で「きのこ帝国」とも呼ばれ、世界最大規模のきのこ市場を有する。
このお店の名物料理はテーブル付属の鍋を使っていただくもの。店主の「じゃあいきますね」という掛け声が入ると、鍋から急に大量の蒸気が吹き出し、小杉は「あー!なんや!」とパニックに陥った。
その後も勢いが衰えないとんでもない量の蒸気に、小杉は「何これ?急になんですか!びっくりした……」と訴える。どうやらこれは雲南省で人気の「蒸気石鍋」というもので、机の下にエアーと水のタンクがあり、石鍋を150度に温めて、ボタンを押すと、水と空気が穴から出て、それが石鍋で温められて、水蒸気に変わるそうだ。
そこに投入するのが、素揚げした鯛とカボチャのスープ。特製の帽子をかけてから、蒸していくという。水蒸気を出し続けること10分で「雲南蒸気石鍋魚(ユンナンジェンチー
シーグオユー)3,278円」が完成。鶏ガラをベースにカボチャと黄色唐辛子、そしてレモンを加えたスープは、鯛の出汁と混ざり合った濃厚な旨みに。
小杉は一口食して「めちゃくちゃ美味しい。ピリッとしてるけど、レモンが入ってるから酸味もある。これは食べたことのないスープ」と熱を込めて説明。蒸気に驚きつつ、未知なる料理に舌鼓を打った小杉だった。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)