人間の欲望が山を真っ二つに……信じられない光景を前にしてバイきんぐ・西村瑞樹が「恐ろしいですね」と驚く一幕があった。
テレビ朝日にて毎週日曜朝11時より放送されている『ナスD大冒険TV』(※一部地域を除く)。7月7日の放送回では、バイきんぐ・西村瑞樹が無人島0円生活のロケ舞台となる佐渡の地で奮闘する様子が映された。なお、ABEMAでは「アベマオリジナル」と題したノーカット版が配信されている。
無事に無人島ロケも終わり、島から港に戻った西村は、スタッフに「初日に佐渡金山に行きたいって仰ってたじゃないですか?ご褒美に金山行きましょう」と言われ、そのまま直行する運びとなった。
佐渡金山とは約400年の歴史を誇る日本最大の金銀山。江戸時代に金脈が発見されて以来、江戸幕府の重要な財源となった山で、最盛期には金が年間で、400kg以上産出されたと推測されている。銀においては年間37.5tが、幕府に納められたという記録が残っているほど、当時は世界最大級の金山として知られていた。
しかし、その後は衰退の一途をたどり、現在は史跡佐渡金山として一般公開され、世界遺産への登録を目指している。
以下は、ナスDが披露した「金の豆知識」
「金が地球上で発見されてから、およそ6000年。世界各地でこれまで採掘されてきた金の総量は、約18万3600tと言われています。現在、世界で約3000tの金が採掘されていて、このまま金を採り続けると、“約10年で尽きてなくなるのでは?”とも言われています。
また金で有名なのがツタンカーメンの黄金のマスク。その金の使用量はなんと110kg(副葬品を含む)。この黄金のマスクは紀元前1300年頃に作られたと言われていて、その価値は300兆円とも言われています」
眩い光を放つ金に人間は弱い。佐渡金山にはそんな人間の欲望が可視化できる光景があった。人間が金脈を見つけて、どんどん掘っていったら、山が真っ二つに割れてしまったことがあったそうで、実際にその光景を目の当たりにした西村は「人間の欲が山を真っ二つにしたんですか。恐ろしいですね」と驚いていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)