俳優の森山未來、市川美和子、子役の五藤希愛らが声優を務めたアニメ映画『化け猫あんずちゃん』のヒット祈願イベントが8日、都内で行われた。
映画は、人間の言葉を話し人間のように暮らす37歳の「化け猫」と、11歳の少女が繰り広げる物語を描く。
本作では、実写で撮影した映像からトレースし、アニメーションにする「ロトスコープ」と呼ばれる手法が使われ、豪華俳優陣が実写映画同様の撮影をしておきながら、出来上がりはアニメーションになっているという贅沢ともいえる制作方法がとられている。
主人公の化け猫・あんずの声と動きを担当した森山は、“猫耳カチューシャ”姿で撮影に臨んだそう。
市川:稽古みたいな格好でしたね、メイクもしないで。
森山:僕は色合わせぐらいだったんですけど、耳をつけて。
市川:ぬいぐるみの猫耳カチューシャとしっぽ、ベージュのTシャツと短パン、携帯をぶら下げて。
また、出来上がったアニメーションを観た森山は「不思議な臨場感があって観てるとすごく不思議な気分になり、没入感もありました。本当に良い意味での驚きがたくさんありました」と感想を述べた。
最後に、映画を観る視聴者に向けて市川はメッセージを送った。
市川:ゆるい気持ちで観れる映画だと思いますし、でもほろっと泣ける、“にゃんにょ”に響く作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧いただけたらと思います。
(『ABEMA Morning』より)