ツノが生えた謎の少女・鹿乃子のこ(CV:潘めぐみ)を中心としたカオスなギャグが癖になる新アニメ「しかのこのこのここしたんたん」。のこがツノで周囲を破壊しながら教室に登場する初回のワンシーンに、度肝を抜かれた視聴者は多いことだろう。
【映像】「ぬん!」で扉をぶち壊すのこたん(7分40秒ごろ〜)
「しかのこのこのここしたんたん(以下、しかのこ)」は、「マガポケ」(講談社)で連載中のおしおしお氏による同名漫画が原作。ある日、頭にツノが生えている謎の少女・のこたんこと鹿乃子のこ(CV:潘めぐみ)を助けたことで、優等生(の皮を被った)虎視虎子(CV:藤田咲)の人生がかき乱されていく姿を描く新感覚美少女ギャグコメディだ。
OPテーマ「シカ色デイズ」が“電波ソング”としてアニメファンの注目をかっさらっているが、いやいや、ぶっ飛び具合では本編も負けてはいない。第1話では、虎子のクラスにのこが転校生としてやってきた。教室に入ろうとするのこだが、ツノが引っ掛かってしまった。すると、のこは「ぬん!」と無理やり扉と壁を突き破って進んだ。「シーカッ、シーカッ、シーカッ……」と繰り返す重厚感たっぷりのBGMが流れる中、砕け散る扉のガラスと壁、その破片が直撃して流血する生徒たちが描かれた。
なかなかの大惨事と、特に気にせず「のこたんと呼んでね!」と元気に挨拶をするのこに衝撃を受けた視聴者は多かったようだ。ネット上で、「あんな教室の入り方があるなんて……感動してもた……」「ゲラゲラ笑っちゃった」「教室入るだけで何人か殺しかけるの好き」と反響が相次いだ。
(C)おしおしお・講談社/日野南高校シカ部