7月20日より配信されたアニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」第3話では、千石撫子（CV：花澤香菜）と斧乃木余接（CV：早見沙織）が歌うOP曲「caramel ribbon cursetard」が公開された。「恋愛サーキュレーション」を思い起こさせる歌詞や映像に、「オマージュが最高」「撫子の歴史すぎて天才！」と歓喜するファンが絶えない。
【映像】令和版「せーの」が尊い「撫物語」OP（51秒ごろ〜）
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦（CV：神谷浩史）と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていた。「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」では、暦に助けられた少女たちの前日譚や後日談が描かれる。
第2話では、漫画家を目指す撫子が、両親から「中学校を卒業したら働きに出なさい」と宣告された。卒業までに成果をあげるには時間が足りないと悩む撫子。すると斧乃木が、撫子をあと4人増やせばいいとアドバイスした。
そこで撫子と斧乃木は、過去の撫子を参考に、おと撫子、媚び撫子、逆撫子、神撫子という式神を作った。しかし式神の撫子たちは本物の撫子を嫌い、全員が原稿作業を拒否して逃走。かつて神化して暴走したころを基にした神撫子に至っては、窓をぶち破って外に出ていた。
ネット上では「癖つよしかいない」「撫子ズの修羅場w」「全員逃亡とは笑」「神撫子とか一番やべーやん」といった反響が続出した。
第3話となる「撫物語 なでこドロー 其ノ貮」では、撫子と斧乃木が歌う「撫物語」のOPテーマ「caramel ribbon cursetard」がついに流れた。
「caramel ribbon cursetard」は、かつて撫子が歌っていた「化物語」第9～10話や「暦物語」第5話のOP曲「恋愛サーキュレーション」をどこか彷彿とさせるメロディ。ラップ調のパートや「せーの」というかけ声、映像でも淡いグリーンヘアの撫子が登場するなど、シリーズファンがニヤリとなる要素が詰め込まれていた。
なお「caramel ribbon cursetard」は作曲と編曲をミト（クラムボン）が務め、作詞は「恋愛サーキュレーション」と同じmeg rockが担当している。
ネット上は「撫子OPはやっぱり可愛い」「今期の覇権OP」「令和になってもまだお兄ちゃんを増やし続けようと言うのか」と大盛り上がり。「歌詞も曲も今までの撫子の歴史すぎて天才！」「オマージュが最高」といった声も相次いだ。
■第3話「撫物語 なでこドロー 其ノ貮」
【あらすじ】
「制服姿の撫子を見た」と言う忍野扇とともに、千石撫子は目撃場所の公立七百一中学校に到着。不安を抱えながらも、校内へ足を踏み入れた撫子。彼女が目撃したその光景は意外なものだった。
(C) 西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
