松下奈緒が主演を務め、木村文乃ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』の初回が放送。元教え子の親の訃報にも顔色一つ変えない、年間授業料3000万の家庭教師を演じた小雪の登場に、「怖すぎた」「韓国より怖い…」などコメント欄が一時騒然となった。
7月25日(木)、松下奈緒主演の新ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日)第1話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子(比嘉愛未)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
【以下、ネタばれあり】
第1話では、スカイキャッスルに暮らす冴島香織(戸田菜穂)の息子・遥人(大西利空)が、成績優秀でなかったにも関わらず超難関の帝都医大付属高校に合格する。合格の秘訣を聞き出そうと食い下がる紗英、杏子、美咲に根負けし、香織は“受験コーディネーター”の存在を明かすのだ。
受験コーディネーターとは、あらゆる手を尽くして生徒を合格へ導いてくれる特別な存在。彼らと接点を持つため、何とか「秘密の教育セミナー」に潜り込む3人。複数いる受験講師からどの講師にするかを選ぶわけだが、紗英は香織の「合格者数に惑わされちゃダメ。少数精鋭のほうが丁寧な指導ができる」という言葉を信じ、オックスフォード卒・昨年の合格者2名・合格率100%・年間受講料3000万円のコーディネーター・九条彩香(小雪)に決める。
彩香を希望したのは紗英と杏子のみだったが、彩香から「毎年2名しか受けていない。すでに1名は決まっているので、どちらかお一方はお引き取り願うことになる」と宣告される。どうにか彩香との契約をもぎ取ろうと、紗英も杏子も必死にプレゼンするが、彩香は瞬時に紗英を選ぶ。二人は固い握手を交わすのだった。
数日後、彩香が紗英の家を訪問する。そこでは香織の自殺のことが話題にのぼる。実は遥人の講師も担当していた彩香だが、そこには動揺の表情もない。「仕事は合格させるまで。それ以降は連絡を取りませんので」と、きっぱりと告げる彩香。紗英は思わず「香織さんは自殺したんです。なぜ死ぬ必要があったのか謎で…何か心当たりはありませんか?」と尋ねるも、彩香は「受験については話しましたが、家庭の問題については何も知りませんので」と取り付く島もない。その後、遥人から彩香に着信がくるも彩香は無視を決め込むのだった…。
彩香の冷徹な姿勢、演じた小雪のはまりっぷりに視聴者は「想像以上にハマり役」「小雪さんが 胡散くさいし、怖いわ」「えええ、亡くなったのに他人事?」「怖すぎる」「怖いぞこのドラマ」「誰より怖いのが最強家庭教師の小雪さん」「表情やばい」など困惑の声があがっていた。