「葬送のフリーレン」で敵ながらメインキャラにも負けない人気を誇るのが七崩賢のひとり“断頭台のアウラ”だ。アウラ自身も存在感のあるキャラクターだが、その人気を決定づけたのはフリーレンの名ゼリフが強烈に印象的なフリーレンとのバトルシーンだろう。アニメ第10話は今なお“神回”と語り継がれている。
【映像】フリーレンの名言「アウラ、自害しろ」(21分45秒ごろ〜)
現在配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、1000年以上生きる魔法使いのフリーレンが“人を知るための旅”に出る物語だ。数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得ている原作コミックスは既刊13巻で累計2200万部を突破。2023年9月から2024年3月にかけて放送されたTVアニメは、毎話放送後関連ワードがいくつもX(旧Twitter)でトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ、大ヒット作となった。
大魔族アウラは、自身と相手の魂を“服従の天秤”に載せ、より魔力の大きい方が相手を永遠に操るという「服従させる魔法(アゼリューゼ)」の使い手。強大な魔力を持つアウラにとっては実質的に必勝の魔法と言え、“断頭台のアウラ”の異名で恐れられてきた。
第10話でアウラは自身とフリーレンの魂を天秤に載せる。とうとうフリーレンを服従さることができると勝ち誇るアウラだったが、実はフリーレンは生涯をかけて魔力を制限する訓練をしてきたことが明かされた。その理由はただひとつ、魔族を欺くため。フリーレンの魔力を見誤ったことを悟ったアウラがそれを打ち消すように「ふざけるな、私は500年以上生きた大魔族だ」と剣を向けると、フリーレンは「アウラ、お前の前にいるのは、1000年以上生きた魔法使いだ」と言い放ち魔力の制限を解除する。圧倒的な魔力を放出しアウラを支配したフリーレンは、「アウラ、自害しろ」と命じたのだった。
名ゼリフの連続とフリーレンの“圧倒的強者感”にネット上には「来ましたわあああああ」「これが見たかったの!!」「フリーレン様かっけー!」「鳥肌立ったわ」など大絶賛の声が沸き起こっていた。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |
・無料でみられる「葬送のフリーレン」エピソード・見逃し配信一覧