立憲民主党の野田元総理大臣は、9月に行われる党の代表選挙をめぐり「保守系の無党派層にメッセージを出せる人が政権取りのリーダーになり得る」と強調しました。
「自民党から剥落した保守系の無党派層、ここが私は大票田だと思います。そちらに対してきちっとメッセージを出せる人が一番、政権取りのリーダーになり得るのではないか」
野田氏は都内で講演し、自民党の裏金事件に触れ「信用される政治を取り戻すには政権交代しかない。それこそが最大の政治改革だ」と訴えました。
そのうえで、9月に行われる立憲民主党の代表選挙では「政権交代の実現を戦略的に考えると、自民党の総裁候補と同じぐらいの人数が出た方が良い」と述べ、複数候補による活発な議論を訴えました。
自身の立候補については、「私が私がとは全く思っていない。自分がトップになったら逆に引く人が出るかもしれない」と否定的な考えを示しました。（ANNニュース）
