アメリカのバイデン大統領の選挙戦からの撤退に伴い、後継に推薦されたハリス氏が陣営の選挙対策本部で会見し、「打倒トランプ氏」に向け戦う意思を改めて示しました。
ハリス氏は22日、陣営のスタッフらに対して、バイデン氏の推薦を受けて大統領選挙に出馬する考えを改めて示しました。自身とトランプ氏の政策を比較したうえで「ひとつは未来に、もうひとつは過去に焦点を当てている」「ドナルド・トランプは完全な自由と権利を手にする以前の時代にこの国を後戻りさせようとしている」と述べ、トランプ氏との違いを強調しました。
バイデン大統領も電話で会見に参加し、トランプ氏に勝つためにハリス氏は「ベスト」な候補だと述べ、陣営スタッフを沸かせました。
ハリス氏にとっては撤退を表明したバイデン氏との結束をアピールすることで、党内での混乱を抑え、短期間でチームをまとめあげようとする狙いが伺えます。(ANNニュース)