松下奈緒が主演を務め、木村文乃、小雪ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』の初回が放送。息子を難関校に合格させ幸せ絶頂だったはずの戸田菜穂演じる母が自殺し、SNSには「えええ?」「まさかのラスト」と仰天の声が続出した。
7月25日(木)、松下奈緒主演の新ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日)第1話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子(比嘉愛未)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
第1話では、スカイキャッスルに暮らす冴島香織(戸田)の息子・遥人(大西利空)が、超難関の帝都医大付属高校に合格し、羨望の眼差しを紗英たちから浴びる。そんな香織は実母とエジプト旅行に旅立った。数日後、ボロボロの姿で香織が帰国する。偶然、その姿を目にした紗英たちに、香織は「母の体調が悪く、急遽帰国することになっちゃって…」と暗い表情。それでも受験コーディネーター・九条彩香(小雪)を紹介してくれたことへの御礼をしようと紗英が話を振るが、香織は「母のところへ行かなくちゃ」と遮るのだった。
家に一人残った香織。その瞳の先には、仲良い家族3人の写真が映っている。赤ワインを飲みながら、目に涙を浮かべ、大好きな遥人がプレゼントしてくれたスカーフをまとい見つめ続ける香織。その夜、香織は住宅街を裸足でふらふらと歩き、スカイキャッスルのタワーを焦点の合わない瞳で見続ける。そしてタワーの上に向かった香織は身を投げ、即死してしまうのだった…。
香織の訃報を受け、動揺する紗英たち。紗英は、香織に貸していたタブレットをふと手に取り所在なさげにスクロールする。そこには見慣れるファイルがあり、「父と母へ 遥人の日記」の文字が。クリックして中身を開けると「成績が落ちると殴る父。見て見ぬふりで勉強だけを強要する母。この家は地獄だ。死ぬべきは親の方だ」と痛切な魂の叫びが記録されていた。
予想だにしない衝撃展開に、コメント欄では「えええええ」「まさかのラスト!」「日記こわすぎる」「あんないい子が…」「1話でこれってどうなるの…」など阿鼻叫喚状態だった。