11月に控えたアメリカ大統領選でトランプ前大統領が再選した場合に日本の総理大臣は誰が相応しいのか。国際政治学者の舛添要一氏が厳しい見解を述べる一幕があった。
9月におこなわれる自民党総裁選だが、“もしトラ”を見据えた影響はあるのか。舛添氏は「誰が総理になったらトランプ氏と一番やっていけるか、という観点が総裁選に入ってくると思う。しかし誰もいない」とバッサリ。
岸田文雄総理については「長いこと外務大臣をやっているので、トランプ氏にも会っているはずだが、ちょっと強烈さに欠ける」とコメントして、上川陽子外務大臣には「いい人ではあるが、トランプ氏のような曲者と戦うにはちょっとキツい」と厳しかった。
「小林鷹之議員のような若い方はどうですか?」という問いかけには「ひとつの可能性はあると思う」と前置きしつつも「やっぱり場数を踏んでないということもある。それは小泉進次郎議員も同じ」と、若手議員では経験不足が懸念材料になると指摘した。
さらに「党内事情とかいろいろあるが、対トランプという観点からすると、茂木敏充幹事長はTPPなどもやっているから、その面では能力あるが、ちょっと目立たない」と茂木氏でも難しいだろうとコメント。
舛添氏は「やっぱり安倍晋三元総理がいなくなったというのは大きい。安倍氏がいると、“安倍・トランプ”というのはあり得た」と、故安倍氏の存在を惜しんだ。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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