バイデン大統領
【映像】撤退理由を国民に向けて説明するバイデン大統領

 アメリカのバイデン大統領は、国民向けのテレビ演説で選挙戦から撤退した理由を新たな世代へバトンタッチするためだと説明しました。

【映像】撤退理由を国民に向けて説明するバイデン大統領

「私は、新しい世代にバトンタッチすることが最善の道だと判断した。それがこの国を団結させる最善の方法だ」(バイデン大統領)

 バイデン大統領は日本時間の午前9時、大統領執務室からのテレビ演説で「民主主義を守ることがどんな肩書よりも重要だ」と述べたうえで、「新たな声を聞くべき時が来た」と撤退の理由を説明しました。後継として指名したハリス副大統領については「経験豊富でタフで有能だ」と語り、新たな世代への期待感を示しています。

 任期を終える2025年1月まで大統領としての職務に専念し、自身の経済政策のほかウクライナ支援やガザでの紛争終結に向けた取り組みを続けるということです。

 バイデン氏はまた、トランプ氏を念頭に「アメリカは希望か憎悪か、団結か分断かの間で前進か後退かの選択を迫られている」と国民に訴えかけました。(ANNニュース)

【映像】銃撃を受けた直後、立ち上がりガッツポーズするトランプ氏
【映像】銃撃を受けた直後、立ち上がりガッツポーズするトランプ氏
【映像】トランプ氏に投げキッスをするララ・トランプ氏
【映像】トランプ氏に投げキッスをするララ・トランプ氏
【映像】演説中に発砲音→避難するトランプ氏(実際の映像)
【映像】演説中に発砲音→避難するトランプ氏(実際の映像)
銃撃後すぐ拳を突き上げたトランプ前大統領に石破元幹事長「好き嫌い関係なくすごい」「暴力にひるんだら、民主主義が終わる」