おつまみにぴったり、今が旬の「枝豆」。ゆでずにある方法で加熱すると、ぐっと味が濃くなるんです。
【画像】佐々木アナが実食！「香り、味、枝豆感が強くなった」 冷まし方にもポイントが
■ゆでずにある方法で「ぐっと濃い味」
塩をふって食べたり、枝豆ごはんにしたり、サラダに入れたり。そんな枝豆を家で食べる時、どうやって調理していますか？
街の人（60代）
「ビールなんか飲む時は、ゆでるんですよ」
街の人（70代）
「（直径）15センチくらいのお鍋でゆでます」
街の人（50代）
「塩でもんで、ゆでます」
「ゆでる」という方ばかりですが、実は枝豆をゆでずにある方法で加熱すると、ぐっと味の濃い枝豆を楽しむことができるといいます。
国産の農畜産物を使った料理レシピを発信しているJA全農・企画広報課の福田敦子さんに教えてもらいました。
福田さん
「枝豆をゆでずに、ぐっとおいしくいただく方法があります」
料理好きの佐々木快アナウンサーが試してみると…。
佐々木アナ
「いつも食べているものより“枝豆感”が強いです」
“枝豆感”が強い！？ぐっと味の濃い枝豆にするには、どうしたらいいのでしょうか？
■蒸し焼きで…さらにおいしく！ ふたもポイント
ぐっと味の濃い枝豆にする方法は？
福田さん
「枝豆を蒸し焼きにするという調理方法です。ゆでるよりも豆の味が濃く、ぎゅっと濃縮されたようになる」
なんと、ゆでずに「蒸し焼き」にすること。佐々木アナがやってみました。
佐々木アナ
「まずはフライパンの中に直接、枝豆を入れていきます」
枝豆が半分つかる程度の水を入れ、ふたをしますが、ここでポイントです！
福田さん
「枝豆が半分つかるくらいの水を入れて、ふたをちょっと隙間を開けて、5分くらい加熱する」
ふたの隙間を少し開け余分な蒸気を逃がすことで、水っぽくなるのを防ぎ、香りを引き立たてさせます。
佐々木アナ
「枝豆のいい香りがしてきました」
福田さん
「水分だけが抜けて、味の香りの成分が残る。相対的に（味が）濃くなっているんじゃないかと」
水が蒸発したら火を止め冷まします。お好みで塩をふったら完成です。ゆでたものに比べると、蒸し焼きは皮に少し焼き目がついています。その味は？
佐々木アナ
「ゴリッとした気持ちいい歯ごたえがあって、いつも私が食べているものより香り、味、枝豆感が強くなった…」
街の人（50代）
「やりやすいですよね。鍋だとお湯わかして時間かかったりするので、やってみたい」
加熱した枝豆を冷ます時、流水で冷やすと風味や味が流れ落ちてしまうそうです。扇風機や、うちわを使うのがおすすめです。
