アイドルフェス出演に向けた全体練習最終日、またしてもアイドル候補生たちの衝突が勃発!それぞれの想いが交差し、号泣するメンバーも現れた。
【映像】「あんたたちやる気あるの?」練習中に泣き出すメンバー
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
1st Stageでは候補者40名たちのタイマンバトルが行われ、半数の20名が敗退。2nd Stageでは5名1組の4チーム+敗者復活1チームのグループパフォーマンスバトルが行われ、14名(※脱退者1名)が次の予選に勝ち上がった。そして3rd Stageでは『CUTEチーム』と『COOLチーム』に分かれ、10日間の練習を経てアイドルフェスでグループパフォーマンスを行うことに。負けたグループから個人得点の少ない3人が脱落、さらに勝利したグループからも個人得点が最も低かった1人が脱落することが発表された。
全体練習最終日。3rd Stageで『CUTEチーム』を選択した面々は朝比奈紗杏(20)の提案で話し合いの場を設けることになった。話し合いの中で朝比奈は「今回、個人戦と思ってる子がこの中にもいると思うの。だけど、チーム全体で見られるしチームが勝たないと意味ないじゃん。だからまずチームで勝たなきゃいけない、パフォーマンスしなきゃいけないって気持ちに切り替えて欲しい。全然関係ないところで急にアピールしちゃってる子とか悪目立ちするから。個人戦ではあるけど、ちゃんとグループとして1つにまとまろう。逆ギレとかじゃなく、普通に言われたら受け止めてほしい」と主張。それを受け、終止不敵な笑みを浮かべていた木下は「話し合いしようって言われた時にわたしは『個人・個人』言ってる子みたいに遠回しで言われてるなっていうのはすごい分かったから。逆にそういうふうに思うんだったら名指しで言えばいいのになって感じもしたし。…色々思うことは正直ありましたね」と複雑な表情を浮かべた。
いっぽう朝比奈は「みんなに対してもだけど、わたし的には真佑ちゃんに気づいて欲しいから言ったんですけど。名前は伏せてたけど」とインタビューで告白。「真佑ちゃんが思ってるよりも、周りは真佑ちゃんに気を遣ってるよって言うのは今日で感じて欲しかったなとは思った」と本音を漏らした。
その後の全体練習では奈良怜那(29)が木下にダンスのミスを指摘。しかし木下は「歌ってるから別にいいんじゃないの?どこがあかんの?」と反発し、納得がいかない様子を見せた。本来ダンスをしながら移動する時間も自由なアピール時間に充てたいと主張する木下に、「そこくらいはグループを優先して欲しいな」と苦い表情を浮かべる奈良。木下は「私のソロパートだから自由にさせてよって思いました。なんで揃えないといけないのか…」と頭を悩ませ、両者の意見は食い違ってしまった。
ほんの数秒のダンス合わせながら、中々方向性を合わせることができない両者。「ライブ映像で見た時踊ってなくない?歌ってる人がなんで踊らんといけんの?」と疑問を抱く木下に、朝比奈は「『歌ってる人がなんで踊らんといけんの?』って、その考え方が多分…考え方を否定したいわけじゃないけど。それは今回違うよって」と苛立ちを露わにし、インタビューでも「協調性がない子って最初から思ってたけど、思ったよりもなくて困ります。本当にわがままだし、子供っぽいなって思います」とため息をついた。
ダンスミスを指摘した奈良は「ソロは1人で目立ってなんぼだし、そういうスタンスが身についちゃってるのかなと思って…」と木下との方向性の違いを痛感した様子。そして「メンバーを跳ね除ける感じはうまくいかなかった」と頭を悩ませた。
また、木下は「シンプルに私の目立つポジションを『全員で合わすから』ってねじ伏せられてるようにも感じるんですよ」とコメント。「(合わせると)綺麗に見えるのもわかるかもしれないけど、本家でも本家じゃなくても歌うパートの人がお客さんに見えた方がいいと思うし……私のこと嫌いなんかなって思いました」と、メンバーたちとの確執をより強固にしてしまった。
さらに、ダンスについていけない西島りお(22)は「いつも(木下の)位置が違うので。合わなくて」と、自分のダンスが合わないのは木下の立ち位置のせいだと主張。泣き出してしまい「真佑さんはダンスができる方だけど、私は未経験で、追いつくのに必死なのに合わせないといけないんだと思って…いっぱいいっぱいになって泣いちゃいました。何回かこの位置でって言ったんですけど、聞いてくれなかったです。でも、私が合ってなかったのかもしれないです」と、自身に渦巻くモヤモヤをインタビューで告白。木下は「バチバチするくらい高めあいたい。あんたたちやる気あんの?」と、メンバーたちの意識の低さに苛立っているようだった。果たして本番までに、『CUTEチーム』が歩幅を合わせることはできるのか…!?