松下奈緒が主演を務め、木村文乃、小雪ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』、1話の放送が大きな話題となった第2話が1日に放送された。一度は契約解除した受験コーディネーター・九条彩香(小雪)を取り戻すため、浅見紗英(松下)が賄賂を送り土下座まで披露。SNSは「すげーもん見た!」「毒親すぎる」と湧いた。
8月1日(木)、松下奈緒主演の新ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日)第2話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧 セレブの主人公・浅見紗英(松下)、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子(比嘉愛未)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
第2話は、スカイキャッスルに暮らす香織(戸田菜穂)の息子・遥人が超難関の帝都医大付属高校に合格し、“幸せの絶頂”にいたはずの香織が自死という選択をした後からスタート。遥人は九条に悩み相談をしていたが、九条は香織の死に顔色一つ変えない。どころか、家庭の問題には関与しないと断言していたのだった。帝都医大付属高校を目指す長女・瑠璃(新井美羽)のため、九条と契約していた紗英だったが彼女に猜疑心を募らせ、結果、契約解除に踏み切る。
しかし、事情を知らない瑠璃は紗英が九条をクビにしたことに猛反発。九条が講師でないと絶対に嫌だとごねる娘の願いを叶えようと、紗英は九条に謝罪の手紙と、お菓子と金の延べ棒を送るというプレゼント攻撃をする。プレゼントを手に取った九条は、ふっと微笑んだ。後日、紗英のもとにやってきたのは九条の秘書だった。思わず内心小躍りする紗英だったが、秘書は「今日はこれをお持ちしただけです」と豪華なプレゼントを返却。予想外の展開に顔面蒼白となった紗英は、意を決して九条のもとに直接出向く。
駐車場で待ち伏せした紗英は、九条をつかまえ、「お話があります。二階堂さんは辞退します。ほしいものは人を押しのけてでも必ず手に入れる。私がそういう人間だから、選んでくださったんでしたよね?どんな手を使ってでもあなたの力がほしいんです。九条先生じゃなきゃダメなんです」と一気に説き伏せる。しかし、九条は「受験生とその親はお金をせしめるための道具でしかない。私が本当にそう考えていたとしても必要ですか?人の血が通わない機械、ともおっしゃいましたよね」とにべもない。紗英は「お許しください!お願いします!!」と頭を床にこすりつけ、土下座する。
九条は「プライドの高いあなたがずいぶん頑張るのね」と一瞥し、「これからはいい関係が築けそうね」と手を差し出す。思わず両手でその手を取った紗英は「ありがとうございます!!」と喜びに打ち震えたのだった。この二人の攻防戦に、SNSは「死ぬ気で土下座したり発する言葉がもうドスが聞いててたまらん好き」「毒親すぎる」「松下奈緒もやばいけど、小雪もっとやばくない?」「決死の土下座」「松下奈緒さんの土下座がめっちゃ綺麗」「土下座する松下奈緒!なかなか見られないシーン」など衝撃が走っていた。