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 2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが、7月30日に自身のアメブロを更新。リウマチの診察と、リハビリの様子について報告した。

【映像】堀ちえみ、ブログに投稿した「あいさつ」動画

 堀は大学病院のリウマチ科を受診したことを明かし、「検査結果のCRPの数値が先月よりも上がり、左手関節に少しの腫れと強張りがあるため、ケアラムを一錠増やすことになりました。本当はこのような場合には、セレコックスを増やすのが望ましいのだそう。しかし私の場合には副作用的なもので、腎臓の機能に影響してしまっているため、それができず、代わりにケアラムを増やすことで様子を見ます」と説明。

 「もどかしいところですね」と心境を述べつつ、「腎臓の機能を上げるためにも、水分をよく摂るようにとの、ご指導をいただきました。他は異常なしです」と報告した。

 また、その後は言語のリハビリへ。言語聴覚士のもと、最近の日常会話の中で言いづらかった言葉をピックアップしたという。「苦手な単語など、『音を発した時に舌がどの位置にあるか?』というご指導をいただきました。中でも特に難しかったのは、『金属』、きんぞくという単語。『ぞ』の音が『JO』になってしまい、どうしても『きんじょく』となります爆笑 『家族〜かぞく』だときちんと『ぞ』に聴こえるのに…なぜ『金属』は『きんじょく』になるのか?」。

 さらに、その原因にも触れ、「かぞくの場合、『ぞ』の前の音が『か』なので、舌の位置がある程度前にきている状態からの、『ぞ』へと繋がるからきちんと、『ぞの音』に聴こえます。ところが『きんぞく』だと、『き』と『ん』の音で舌が奥に引っ込んでいる為、『ぞ』で前に出すのが遅れてしまうため、『じょ』と出てしまうとのことです」と詳細を伝えた。

 これまでのブログでも、「『さ』が『しゃ』になりがち」「口をすぼめるより、口を横に開いて『つ』は発音した方が、日本語の場合、きれいに音が出るとのご指導」「『ひ』の音が上手く言えないとなり、次までの課題として、例題のプリントをいただきました」など、リハビリの様子を綴ってきた堀。

 今回のリハビリも踏まえ、「ちょっと説明が難しいのですが、一語一句・一音一音、そんな感じで常に舌の位置を考えながら、何とかその音に似させて言葉を発している私には、こういう些細な事が大きな問題だったり、発見だったりするのですね。この歳になって言葉が上手く話せたことに、一喜一憂できるのはある意味しあわせかなって。やっと…心からそう思えることが出来るようになり。うん!気長に頑張って行こう」と意気込みを語った。

 こうした投稿に読者からは「健気なちえみちゃんに涙が溢れます」「本当に努力していらっしゃるのがわかります」「ちえみちゃんがリハビリをして、言いにくい言葉を克服して、発する事は、同じ病気の人たちの希望になっている事と思います」などのコメントが寄せられている。

堀ちえみオフィシャルブログ

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