8月4日、『新婚さんいらっしゃい！』が放送され、75歳同士の新婚さんが登場した。
【映像】ウェディングドレスを着てキスをする75歳夫婦（1分頃～）
今回は、石川県金沢市にあるカラオケスナックの映像からスタート。呼びかけて現れたのは、なんと75歳同士の新婚さん。妻はこの店を25年間営む名物ママ。映画スターのような顔立ちの夫は、そのお客さんだったという。愛されママをゲットした夫に対し、「好きな彼女をとられた感じで悔しい」と嫉妬する常連客も…。さらには「75歳のカップルの結婚式は最高に良かった」という声も。
そんな2人の出会いはコロナ禍の4年前。店内にアクリル板を設置しようと、隣の店に紹介してもらったのが建築業を営む夫だった。「いい男！」と妻は完全に一目惚れ。「お店に毎日来て」と即アタックする。一方、夫も「いい女だなぁ」とトキメいた。独身になってから、妻は10年、夫は40年。止まっていた恋の時計が動きだす。
とはいえひとりの常連さんと仲を深めるのは難しい。平等に来てもらいたいから、なるべくわからないようにしていたというが、夫は毎日通い詰め。1年間でなんと200万ぐらい使っていたというから、バレる人にはバレていた。カラオケが好きな夫の歌声にしびれ、さらにゾッコン！スタジオでは、夫の十八番「好きです札幌」を歌っている映像が披露された。
お互い想いを寄せ合っていたものの、1年間、2人に進展はなし。ついに仕掛けたのは妻。三重県にある実家の近くに、おいしい自然薯の専門店があるからと、初デートに誘った。3時間半ほどのドライブ旅で、精のつく自然薯料理を堪能。ついでだからとお墓参りに付き合ってもらうと、一緒に手を合わせてくれたことに妻は感激し、いっそう胸がキュンとしたという。
出会って1年、ようやく交際に発展し、妻の自宅で同棲を始めるが、スナックでは秘密の関係に…。そこから結婚へと至ったきっかけは、妻が痛風を発症したこと。そのため建築業の夫が廊下や風呂場に手すりを設け、妻がそのありがたみを再認識。夫も「一緒にいたほうがいい」と考え、シニアならではの重みのあるプロポーズを決行した。
こうして3年間の交際を経て、今年6月に結婚。せっかくなら常連客にも報告をしようと、総勢22名を招いての結婚式を敢行。何年も通っている常連さんからは、「あのとき口説いておけば良かった」と夫の目の前で言われたんだとか。新婚生活は幸せそのもの。スナックでの仕事を終えて帰宅すると、夫が妻をもてなす「家スナック」が深夜から開店されるのだそう。その映像もスタジオで紹介。夫がつくる愛の手料理に、MC2人も羨ましそう…。元気ハツラツな新婚トークに、「人生まだまだこれから」だと勇気をもらえる放送だった。
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