松下奈緒が主演を務め、木村文乃、小雪ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』の第3話が放送。松下演じる紗英が、南沢泉(木村)に、「自分で子供を産んだことがないあなたに、何が分かるの」と強烈な一言を言い放ち、セレブママいじめが白熱した。
【映像】木村文乃に「自分で子供を産んだことがないのに」ブチギレる松下奈緒
8月8日(木)、松下奈緒主演の新ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日)第3話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧 セレブの主人公・浅見紗英(松下)、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子(比嘉愛未)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
第3話では、紗英の過去を唯一知る南沢泉(木村文乃)と紗英たちのバトルから幕を開けた。難関高校に合格した冴島遥人(大西利空)の母・香織(戸田菜穂)が自死を遂げた場所に泉がたたずんでいるのを、紗英たちは目ざとく見つける。美咲は「あそこがどういう場所か知っているの!?」と詰め寄るが、泉は「香織さんが飛び降りた場所ですよね。彼女はどんな思いであそこから、何が彼女をそこまでさせたのか」と平然と答える。紗英は、「言いましたよね、私たちの友人の不幸を小説にするのはやめてほしいって」と泉を強く否定した。
すると、泉は「事件を調べていたら気になる事実に行き当たったんです。遥人くんはせっかく合格した高校を辞退した。父親と同じ医学の道を歩ませたいという親の期待が、実は子供を苦しめていたのかもしれない」と持論を振りかざす。紗英は「親のせいだと言いたいの?自分で子供を産んだこともないあなたに、親の何がわかるの」と冷たい声で一瞥。一触即発の雰囲気が漂った。
その後、泉の夫である脳神経外科医・公平(大谷亮平)が、帝都病院で部長への出世を決めた。紗英の夫・英世(田辺誠一)がそのポストにつくはずで、内心まったく穏やかでない紗英だったが、娘の瑠璃(新井美羽)のため、昇進祝いの会を開こうと泉を自宅に招く。
豪華な手料理でもてなし、さらには高級ワインのロマネコンティをプレゼントする紗英。泉は「こんな豪華なもの!」と遠慮のそぶりを見せるが、紗英は「そんなあ、スカイキャッスルでは普通の贈り物よ」と押し付ける。そして瑠璃が生徒会長になるため、泉の息子・青葉(坂元愛登)の推薦がほしいと紗英はお願いを始める。泉は「それは親が口を出すことじゃないから。できないわよ、そんなこと」ときっぱり拒否。美咲が「これだけのご馳走、贈り物まで用意した紗英さんの気持ち平気で踏みにじるんだ!?」と息巻くと、泉は「それがこの会の目的なの?」と紗英に問う。紗英は「これは親交を深めるための会。常に救い合える関係でいたいの」と返すが、泉は「とりあえず、これはお返ししておきます」とロマネコンティを突き返し、両者はにらみ合うのだった。
第3話の中で、さらにヒートアップする紗英VS泉の構図に、SNSでは「この2人やべー」「セレブママいじめ界強烈」など大盛り上がりだった。