松下奈緒が主演を務め、木村文乃、小雪ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』の第3話が放送。これまで美しく大人しかった妻・杏子（比嘉愛未）が夫に出た反撃が衝撃の展開となった。
8月8日（木）、松下奈緒主演の新ドラマ『スカイキャッスル』（テレビ朝日）第3話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧 セレブの主人公・浅見紗英（松下）、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子（比嘉愛未）、情熱的でチャーミングな夏目美咲（高橋メアリージュン）。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
第3話では、受験生の息子・翔（柴崎楓雅）を“飼育まがいの教育”で追い詰めるモラハラ夫・亘（鈴木浩介）に反発心を抱いた杏子が、大胆な行動を起こした。「お父さんが出張中の今がチャンスなの」と翔に言い、リフォーム会社を手配し勉強部屋を改造。「自分で動き出さなきゃ、何も変わらないの」とつぶやいた杏子は、現場に置いてあったトンカチを手にする。壁を見つめ思いっきり壊す杏子。その顔には光が差した。「明るくなるわね」と満足気な表情の杏子を、息子も黙って見つめる。
出張から亘が帰ると、様変わりした窓のある勉強部屋に呆然とし、「何なんだ、これは！」と怒り狂う。「いくらかかりましたか？窓はいらない！」と怒鳴る亘は、「財布を出してもらえますか？」と杏子を詰める。杏子の財布からクレジットカードをすべて抜き取り、はさみで切り刻んだ亘は「これを元に戻してほしかったら、翔の部屋もすぐに元に戻してください」と言う。杏子は「結果が出るまで待ってください。今の部屋で自分の力で勉強したほうが成績が上がると思っています。中間テストで10位以内なら、部屋は今のままでさせてください」と杏子は亘に交渉。亘は「わかりました。だが結果が出なければ、元に戻します」と承諾し、夫婦の火花散るやり取りが行われた。
中間テストの結果で、翔は見事10位に入る。喜ぶ翔と杏子は、「約束通り、勉強部屋の窓はOKですね？」と亘に確認。亘は「何の話ですか？成績が伸びた今こそストイックな環境に戻すべきです」と白を切る。しかし、スマホを取り出した杏子は亘とのやり取りの録音を聞かせた。「自分の言葉には責任を持っていただけますか？」とどや顔の杏子。パーフェクトな杏子のやり口に、コメント欄では「一番怖いタイプ」「トンカチやばい」「ついにキレた！よし！」など賞賛だらけだった。
