パリオリンピックで合わせて8個のメダルを獲得した柔道代表の選手らが6日、帰国した。直後に行われた会見では、うれしいサプライズがあった。
6日午後6時すぎに、羽田空港に到着した柔道日本代表。メダルを首から下げた選手らが空港に姿を現すと、集まった多くのファンに温かい拍手で迎えられた。
「本当にたくさんの応援ありがとうございました。無事、自分自身の目標にしていた2連覇を達成し、金メダルを日本に持って帰ることができて本当に良かったと思います。今回のオリンピックは自分の中でたくさんの感情が生まれる大会になりました。うれしい気持ち、悔しい気持ち、本当にすごくいい経験をさせてもらったオリンピックかなと思うので、また3連覇を目指してこれからも頑張っていきたいと思います」(男子66キロ級・阿部一二三選手)
「自分がやってきたことを信じて畳の上に上がって、それを表現することができたかなと思います。今後の自分の柔道人生に、この経験を生かしてやっていきたいなと思います」(男子81キロ級・永瀬貴規選手)
「私は、東京オリンピックのときはテレビでこの帰国を見ていて、すごく悔しい思いをしました。今回のオリンピックではしっかりこの場に立つことができ、メダルを持って帰ることができたので本当にうれしく思います。今後とも頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」(女子48キロ級・角田夏実選手)
会見の最後にはサプライズのケーキが登場。実はこの日、角田選手の誕生日。選手一同からのバースデーソングとサプライズケーキに角田選手は満面の笑みを浮かべ、「本当に最高、人生で多分一番最高の誕生日になったかなと思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。(『ABEMA Morning』より)