8月10日より配信されたアニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」第6話では、千石撫子(CV:花澤香菜)が、忍野扇(CV:水橋かおり)にキレた。まるで逆撫子のような口の悪さが、「今撫子がドス利かせてる」「やはり花澤さんのキレ演技は良い」とファンの笑いを誘っていた。
【映像】「ああん!?」とガラ悪に豹変の撫子(12分27秒ごろ〜)
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていた。「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」では、暦に助けられた少女たちの前日譚や後日談が描かれる。
第5話では、撫子と斧乃木余接(CV:早見沙織)が、逃げ出した式神を確保するため本屋を訪れた。2階に足を踏み入れると、上半身裸にブルマ姿のルマ撫子が何人もフロアをうろついていた。斧乃木は、逃げている神撫子がルマ撫子を量産したのだと予想した。
本屋をブルマ姿の撫子が埋め尽くしている光景に、ネット上では「ルマ撫子だらけ笑」「なんだこの絵面はw」「裸で転がるな」と反響が続出。原作ファンからも「映像化するとあんな感じになるのか」「ルマ撫子がいっぱいなの、やっぱやばいなw」といった声が寄せられていた。
第6話となる「撫物語 なでこドロー 其ノ伍」では、式神の回収を終えた撫子に、扇が「(車に)乗っていくかい?」と声をかけた。撫子が行き先を告げようとすると、扇は「大丈夫、心得ているとも」と自信たっぷりに発車した。
すると扇は、戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)の住む場所に車を走らせ、「やり残していることといえば、恋敵だった戦場ヶ原先輩をぶっ殺すことだろ」と言い出す。撫子はすかさず「全然ちげーよ!あぁん!?」と扇の胸ぐらを掴んだ。さらに「そんな察しの悪さで、なぜしたり顔で颯爽と登場しやがった!今すぐ直江津高校に向かえ!直江津高校の正門前だ!」と怒鳴った。
逆撫子のように悪態をつく撫子に、ネット上は「めちゃくちゃキレてるw」「逆撫子モードになっちゃった」「このシーン大好き」「今撫子がドス利かせてる」「やはり花澤さんのキレ演技は良い」と盛り上がっていた。
■第6話「撫物語 なでこドロー 其ノ伍」
【あらすじ】
斧乃木余接の力を借り、ついに神撫子と相見えた千石撫子。不気味な笑みを浮かべる神撫子の前にいたのは、『二人の今撫子』だった。その後、物語を終わらせるために撫子が向かったその先は、かつて阿良々木暦がいたあの場所で――。
(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト