ジャンボ機が墜落し、520人が犠牲になった事故から39年。就任後初めて慰霊式に出席した日本航空の社長は「人の人生をここまで狂わせてしまったことを感じた」と話しました。
午後6時56分、墜落した時刻に合わせて約1分間の黙とうが捧げられました。慰霊式には遺族ら77人と日本航空の関係者らあわせて158人が参列しました。
「ご遺族を見ていると、人の人生をここまで狂わせてしまったことを感じながら昇魂の碑に立ちました。二度と事故を起こさないのは当たり前」（日本航空・鳥取三津子社長）
今年、日本航空は羽田空港での機体同士の衝突事故など安全運航にかかわるトラブルが相次ぎ、再発防止策を出しましたが、鳥取社長は「空の安全」について「少しの緩みも妥協が許されないと感じた」と話しました。（ANNニュース）
