イランがイスラエルへの報復攻撃に踏み切る懸念のあるなか、アメリカとヨーロッパの首脳が電話会談し、中東地域の安全保障への影響などについて協議しました。
ホワイトハウスによりますと、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの首脳は12日、ガザ地区の停戦協議について、アメリカやカタールなどが要請した15日の停戦協議再開を支持する考えを確認しました。また、イランによるイスラエルへの報復攻撃が始まった場合の影響などについても意見を交わしたということです。
アメリカのカービー大統領補佐官は、イランによる報復攻撃は今週中にも始まる可能性があると指摘しました。その上で、報復があった場合には15日に再開予定のガザ地区の停戦協議に「影響を与える可能性は十分にある」と懸念を示しています。(ANNニュース)