【写真・画像】和田アキ子「すばらしい」 山奥で暮らす夫婦の“円満”の秘訣「喧嘩できる相手がいることが幸せ」 1枚目
【映像】岡山の山奥で暮らす夫婦の生活に密着
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 『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が11日に放送され、岡山の風情ある温泉街の近く、山奥で暮らす夫婦の物語が明かされた。

【映像】岡山の山奥で暮らす夫婦の生活に密着

 日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。

 岡山県の深い山奥で発見したのは、ポツンと切り拓かれた広い敷地。段々畑が広がっており、一角には建物が複数集まっているのが、衛星写真から確認できる。ゲストのゆうちゃみは「これだけ敷地が広いので、大家族で暮らしていて、鶏を放し飼いしてそうですね」とにぎやかな暮らしぶりを想像する。

 山に囲まれた川沿いの道を行く捜索隊、その先に見えてきたのは風情のある温泉街だ。道すがら、田んぼで作業中の男性に声をかけると、「確かに、この辺りに3軒の家が並んでいるけど、2軒は空き家。人が住んでいるのは1軒だけです」と言う。

 証言を頼りに、集落を後にして捜索を再開。集落から川を越えると、急な下り坂が深い山に向かって続いている。捜索隊も「本当にこの先に家があるんでしょうか...」と不安を隠せない。

 深い森の先、覆われた木々の視界が開けると、入母屋造りの立派な古⺠家が見えてきた。そこにいたのは、「(番組の)大ファンなんですよ!」と笑顔を見せる男性(73)。祖父がこの地を開拓して移住したのが100年ほど前、かつては7、8軒の家がある集落だったが「50年ほど前からでしょうか、社会の仕組みや生活様式の変化で住人が山を下りていきました」と振り返る。

 「(両親に)不義理をしていたんですよ」と語りだした男性。⻑く実家を出ていたそうで、さまざまな職に就いていたというが、父を亡くした後に実家へと戻り母とともに暮らし始めたという。現在は、祖父が建てた築100年の家で自然とともに生活し、代々受け継いだ田畑の仕事をしながら夫婦仲睦まじく暮らしている。

 男性が17年前から始めた活動がある。それは「村おこし」ではなく「村のこし」。「過疎化が進む故郷に活気を取り戻したい」と地元産のもち米を使った大福もちなどを、直売所などでイベント販売しているという。そこには、ボランティアで手伝ってくれる孫の姿も。捜索隊はイベントの様子にも密着した。

 集落に1軒残った山奥での暮らし。妻(67)は「元気で、(今の生活を)ちょっとでも長く続けたい。(夫と)喧嘩しながら、喧嘩売りながら(笑)」と話す。これに男性は「喧嘩ができる相手がいるということ、これは幸せだと思う。1人だったら喧嘩しようと思ってもできないから、それもありがたいことだと思って。腹は立つけど(笑)」と夫婦円満の秘訣を語った。

【写真・画像】和田アキ子「すばらしい」 山奥で暮らす夫婦の“円満”の秘訣「喧嘩できる相手がいることが幸せ」 2枚目
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 2年ぶりのゲスト出演となり、「ポツンと一軒家で暮らしていらっしゃる方々を観ていると、自然の中での暮らしぶりに感動して涙が出てくるんです。先日もテレビで観ていて、画面に向かって“頑張ってくださいね!”と声をかけていましたよ」と話していた和田アキ子は、夫婦のポジティブな暮らしに「すばらしい」とコメントしていた。

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