アメリカの人気テレビドラマ『フレンズ』に出演していた俳優のマシュー・ペリーさんが去年死亡した事件で、医師ら5人が立件されました。
俳優のマシュー・ペリーさん(当時54)は去年10月、ロサンゼルスの自宅でうつ病の治療に使われるケタミンを過剰接種し死亡しました。
連邦検察は15日、致死量のケタミンを提供した疑いなどで、処方した医師の男と、ハリウッドで“ケタミンクイーン”と呼ばれるディーラーの女を逮捕しました。2人は既に大陪審で起訴されたほか、ペリーさんにケタミンを注射していた付き人ら3人も立件され、罪を認めています。
ケタミンは重度のうつ病に効果的とされる一方、乱用で死亡するケースが相次いでいます。
ペリーさんは過去に、薬物依存症の治療を何度も受けていました。(ANNニュース)