ABEMAにて、8月9日に 『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ(読み:シブアニ)の#16が生放送された。
今回は、大原優乃、DXTEENの寺尾香信をゲストに迎え、新作アニメ情報を放送した。
■平成の名作SFロボットアニメにハライチ岩井「ずっと鬱展開」「ちゃんと救いがない」
#16では、アニメ好きの心を掴んだ不朽の名作を特集する新企画“シブアニ名作劇場”からスタート。今回は、2007年に放送を開始し、少年少女が地球のために戦うSFロボットアニメ『ぼくらの』をピックアップ。
15人の子どもたちを待ち受ける残酷すぎる運命が明らかになったシーンや、操縦士に選ばれた人間の理性がなくなるシーンなどを取り上げ、本作が“平成の名作”としてアニメファンの心を掴んで離さない理由を徹底解剖した。
ハライチ・岩井は「見てた。ずっと鬱展開なのよ…」「ちゃんと救いがないからね」「今の作品ってちょっとハッピーエンドになったりするけどこれは生き返ったり全然しないから」と本作についてコメントした。なお、本作は現在ABEMAで配信中。
■『機動戦士ガンダムSEED』音楽プロデューサー・野崎圭一「10億円以上売れたんじゃないですかね」大ヒット作品の裏側を明かす
続いて、アニメ関連業界で働く人の仕事や人柄を深堀りする“ギョーカイ深堀りコネクション”のコーナーへ。今回は、アニメ音楽のプロフェッショナルである音楽プロデューサー・野崎圭一氏が登場。
『機動戦士ガンダムSEED』や『.hack//SIGN』、『ぼくらの』など100作品以上のアニメ音楽をプロデュースした野崎氏。「僕が担当して10億円以上売れたんじゃないですかね」と語る『機動戦士ガンダムSEED』の音楽制作の裏側に密着した。
まず初めに、野崎氏は音楽プロデューサーの仕事について「作品に携わる音楽を作り上げる」「音響監督から指示があって」「(監督が)イメージする音楽を作品にどうはめていくか、楽器の種類やメロディーの起伏、オーケストラで録るとか打ち込みで作って生音だとか」「(音響監督が欲しい音を)考えるのが音楽プロデューサーですね」と語る。
さらに「全何話で、こんなストーリー展開で、成功する失敗するっていうそこまでの情報しかないので」「(画の)素材をもらってイメージを膨らませて音響監督のイメージを聞いてそこに合わせていく技術が必要」「外れないようにするのが僕たちの仕事なので、ストライクを投げ続けたい」と語った。
業界歴28年、100作品以上を作り上げてきた野崎氏に代表作を尋ねると、「人生が変わってしまったので『機動戦士ガンダムSEED』は大きな作品でした」と語り、任命されたときの心境を問われると「嬉しかったんですけれど責任が重いですよね」「ビッグタイトルなので緊張感が高いというか」「レンタルビデオ屋さんに通って『ガンダム』をひたすら観るところから始めました」と当時を振り返った。
どれくらい売れたかについて問われると「言いにくいですけど…僕が担当して10億円以上売れたんじゃないですかね」と、自身が手がけた楽曲が大ヒットしたことを明かす。さらに番組では、野崎氏の音楽プロデューサーとしての仕掛けを徹底解剖。エンディング曲のイントロ部分や、戦闘シーンのBGMなど、細やかなこだわりを明かした。
■ポップカルチャー情報レギュラー番組『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ #16
放送日:8月9日(金)夜 9時~夜10時
放送URL:https://abema.tv/video/episode/218-706_s1_p16
出演者(敬称略):
メイン MC:岩井勇気(ハライチ)
7月マンスリーアシスタント:徳井青空
ゲスト: 寺尾香信(DXTEEN)、大原優乃
エンディングテーマ曲:ポップしなないで「ヤンキーラブ」
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