松下奈緒が主演を務め、木村文乃、小雪ら豪華俳優陣が競演する木曜ドラマ『スカイキャッスル』の第5話が放送。住民集会では、木村演じる南沢泉が浅見紗英(松下)の過去を明かすというとんでもない大暴露大会が始まり、視聴者が「ヤバすぎる」「鳥肌」と興奮した。
8月22日(木)、松下奈緒主演のドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日)第5話が放送された。誰もがうらやむ経歴と容姿に恵まれた完璧セレブの主人公・浅見紗英(松下)、才色兼備かつ慎ましい性格の二階堂杏子(比嘉愛未)、情熱的でチャーミングな夏目美咲(高橋メアリージュン)。彼女たちは高級住宅街“スカイキャッスル”で暮らし、いずれも名門「帝都病院」の医師を夫にもつ、この上なく裕福で幸せそうなセレブ妻たち。
ところが紗英ら勝ち組の間でも、さらなる幸せを勝ち取るために絶対に負けられない戦いがあった。夫の出世バトル、同学年の子を持つ母親としての受験バトルでも頂点を極めようと対抗心を燃やし、しのぎを削る日々を送っている。
第5話では、スカイキャッスルの新住民・南沢泉(木村文乃)の小説執筆に関する住民集会が開かれた。住民の95%が反対署名をするのだが、泉は頑として譲らない。その態度が気にくわない紗英は、「小説で名を上げるため、弱者の味方という免罪符を振りかざすのはやめてくれない?」と泉にきつい一言を浴びせる。かっとなった泉は、「親が運営する若菜園の子供たちがどんなに大変な境遇か!施設で過ごしたあなたが一番よくわかっているでしょう!?」と売り言葉に買い言葉で、思わず紗英の過去を暴露してしまうのだった。
あまりの出来事に固まる紗英に、静まり返る住民一同…。興奮したままの泉は「若菜園にいた頃の洋子は、塾にも行けずみじめだって泣いて…」とまで言うと、はっと我に返る。他言しないと約束したはずの紗英の過去を明かしてしまったことの重大さに、泉は「ごめんなさい…私かっとなって、つい…」と謝る。美咲は、「何言ってんの!?紗英さんはハーバード大出のお嬢様で、ご両親はアメリカで医者をしてるの!」と泉にたてつくが、すべてを諦めた紗英は「もういいわ。今さら何を言っても手遅れよ」と冷たく言い放つ。
紗英は「泉さんの言う通り、私は施設の出身よ。そこから努力して這い上がってこの街にたどりついたの」と低い声のトーンで告白する。泉の話が本当だと知り、衝撃を受けた美咲たちは言葉を失う。その様子もものともしない紗英は、「そもそも施設で暮らすようになったのは親のせいで、私のせいじゃない。だって私の父は…」と言おうとするが、夫の英世(田辺誠一)が「おい」と制するのだった。
第5話序盤の急展開に、視聴者からは「ヤバすぎる」「鳥肌」「木村文乃が一番怖い説」と様々な感想が上がっていた。