アニメ『小市民シリーズ』より、第7話のあらすじと場面カットが公開された。
『小市民シリーズ』は、『氷菓』をはじめとする〈古典部〉シリーズの作者にして直木賞作家・米澤穂信が生み出した、シリーズ累計110万部を突破する大人気ミステリ。かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩が、清く慎ましい小市民を目指そうと決意。同じ志を立てた同級生の小佐内と、たがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたが、ふたりの学園生活にはなぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる、といった青春ミステリ小説だ。
第7話「シェイク・ハーフ」
【あらすじ】
小佐内とスイーツを食べると約束した時間より早く着いてしまい、近くのバーガーショップに入った小鳩は、店内にいた堂島に声をかけられる。堂島は不穏な噂のある高校生グループを見張っていたのだ。その経緯を小鳩に話していた堂島だが、グループに動きがあったので、メモを残して店を出ていってしまう。小鳩がそのメモを手にとってみたところ、書かれていたのは「半」という文字だけであった。
(C)米澤穂信・東京創元社/小市民シリーズ製作委員会