アニメ『僕のヒーローアカデミア』より、7期14話(通算152話)の先行カットと、TV未放送の30秒予告編、さらに、障子目蔵役・西田雅一ショートインタビューも公開された。
アニメ「僕のヒーローアカデミア」(通称、ヒロアカ)は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。
7期第14話(通算152話)「しょーじくんといっしょ。」予告
7期14話「しょーじくんといっしょ。」
【あらすじ】
舞台は変わってセントラル病院付近の戦場へ。オール・フォー・ワンが決戦の“鍵”としている敵<ヴィラン>黒霧を奪還するため、スピナーと、異形系の“個性”を持つ敵<ヴィラン>がセントラル病院に突進。その中には一般人も含まれており、彼らは“異形系”の“個性”からなるその姿により社会から迫害されてきた。荒廃した日本の中でその積年の恨みを爆発させ、敵<ヴィラン>たちと決起していたのだった。そこに、同じく異形系“個性”を持ち、幼い頃に酷く迫害され傷つけられた過去を持つ障子目蔵<テンタコル>が立ちはだかる!傷つけられた過去があるから今度はこちらが傷つける…。その行動に意味と未来はあるのか。障子が懸命に叫ぶ!果たしてその声は届くのか…!?
障子目蔵を演じる声優・西田雅一ショートインタビュー
―ここまでのヒロアカ7期の物語を、出演者、そして視聴者としてどのように感じてらっしゃいますか?
西田:もう凄まじい回の連続なので、思わず息をするのも忘れてしまうように見入ってしまっています。アニメーションも音も素晴らしいですし、声優の方々の演技の迫力にも圧倒されています。素晴らしいチームで作られている作品だと改めて感じていて、そこに参加出来ている私は幸せだと思います。
―「しょーじくんといっしょ。」のエピソードを原作で読んだ時の感想を教えてください。
西田:障子くんにスポットライトが当たり過去の事も描かれていて、読者としてはとても興味深かったのですが、一方で演者としては正直不安が一番でした。ここを違和感なく見て頂けるように演じられるか。メッセージ性のある回でもあるので、演技の内容によっては堀越先生の意図したものを崩してしまう可能性もある。原作を読んだ時点で、アニメになった時私にはハードルの高い仕事になると思いました。
―アフレコにはどんな気持ちで臨まれましたか?
西田:とにかく少しでも質を上げたかったので、まだアフレコ予定も全くない頃から、イメージをしたり声に出して試す事をしていました。身体も出来る範囲ですが鍛えたり、アフレコ現場に残って他のメンバーの決戦の熱量を体感して覚えておくなど、とりあえずプラスになると思った事は全てやって収録に臨んだつもりです。当日の収録では、監督やスタッフの皆さんのお力で、障子くんのいる場所まで持ち上げて頂きました。
―「しょーじくんといっしょ。」と、今後のヒロアカ7期放送を楽しみにしている皆さまにメッセージをお願いします。
西田:たくさんの制作スタッフの皆さんによって、きっと真っ直ぐに届く回に仕上げて頂いていると思います。何よりチームの一員として「しょーじくんといっしょ。」を一緒に作り上げることが出来てとても嬉しく思います。ご覧頂く皆さまにとってどのような回になるのか…どうぞじっくりとご覧頂けたら幸いです。そして、この先もプルスウルトラな回が目白押しなので、引き続き皆さまと一緒に7期を楽しみたいと思います。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会