8月24日より配信されたアニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」第7話では、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターが初登場。ベテラン声優の深見梨加が声を担当し、「違和感無かった」「こんな少年ぽい演技もできるんだ」と注目を浴びていた。
【映像】スーサイドマスターの美声、初披露の瞬間(開始すぐ〜)
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていた。「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」では、暦に助けられた少女たちの前日譚や後日談が描かれる。
前回の#exでは、忍野忍(CV:坂本真綾)ことキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの過去が、童話テイストで描かれた。アニメは切り絵風の映像で進み、声優の坂本真綾がまるで絵本を読み聞かせるように語っていくという内容だった。
一風変わった演出に、ネット上では「絵本テイストで綺麗」「今までにない」「表現が凄い」「もう芸術じゃん」「随分挑戦的なことをしたな」と驚くファンが続出。忍の過去にも「なかなかにえげつない過去だった……」といった声が寄せられていた。
第7話「業物語 あせろらボナペティ 其ノ壹」は、忍が“アセロラ姫”として過ごしていたころの物語。アセロラ姫を食べようとするスーサイドマスターが初登場した。スーサイドマスターは“決死にして必死にして万死の吸血鬼”で、一人称も「俺様」と威厳たっぷりなキャラクターだ。
スーサイドマスターはこれまでキャストが伏せられていたが、今回の配信で声優の深見梨加だと判明した。これを受けネット上では「めっちゃいい声」「違和感無かった」「鋭い声だった」「カッコいい!!」と反響が続出。「こんな少年ぽい演技もできるんだなぁ」「深見さんあんなお声出せたの……!?」と衝撃を受けるファンもいた。
■第7話「業物語 あせろらボナペティ 其ノ壹」
【あらすじ】
餓死から目覚めたスーサイドマスターは、自身の眷属であるトロピカレスクから、死んだ原因が『うつくし姫』だと知らされる。彼女の童話を聞き興味をそそられたスーサイドマスターは、トロピカレスクの忠告をよそに、『うつくし姫』を目覚めの一食にする、と彼女を探しに出かけていく。
(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト