高齢の両親と暮らす築80年の家、風呂の段差にサンド伊達が“アドバイス”「お笑いの前に福祉の仕事をしていたので」 1枚目
【映像】築80年の家屋 変わった間取りのお風呂

 『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が25日に放送され、愛媛県の山奥で暮らす家族3人の生き方が紹介された。

【映像】築80年の家屋 変わった間取りのお風呂

 日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。

 今回のポツンと一軒家は、去年サンドウィッチマンがゲストで登場した時(2023年8月20日放送)に訪問した家の主人から紹介された場所だった。5キロ離れた別の山奥にあるという一軒家を訪ねるも、そこで暮らしていた女性(64)から「ここは紫陽花(あじさい)がとてもきれいなので、来年咲くころに来てください」と言われていたのだ。「来年、お伺いします」と約束していた捜索隊は、それから10か月後、改めて愛媛へと向かう。

 その一軒家は、過去最大級ともいえるような高低差の下り坂の先にあった。迎えてくれたのは65歳になった女性とその両親(父・90歳、母・84歳)。かつてはミカン農園を営んでいたというが、寄る年波から世話が難しくなった。みかん倉庫や物置(元牛小屋)が残っており、祖父が建てた家屋は築約80年だそうだ。母屋は、玄関やトイレ、台所は土間続きで、造り付け箪笥など昔ながらの造りが残っている。

 また、「見たらたまげる」と言うお風呂は、薪と灯油を併用。母屋の外を回って入る仕組みで、中に扉や窓はない。捜索隊が「迷路みたい」「初めて見る形」と表現するように、狭い通路を曲がった先に浴槽と洗い場があり、そこまでは土足で行く仕様になっている。土間から洗い場へは40cmの高い段差があるが、現状はケガなく使えているそうだ。

 スタジオでVTRを見たサンドウィッチマンの伊達みきおは、その段差に注目。「あそこに手すりを1本作りたいですね。僕はお笑いをやる前、福祉の仕事をしていて、福祉用具選定相談員(の資格を)持ってるんですよ。ちょうど縦に手すりがあると、何かあった時に支えられるので」とアドバイスを送る。

 女性は約15年前、離婚と両親が高齢になってきたのを機にこの地に戻ってきた。親の車の運転をやめさせた一方で、「お母さんの協力がないとできないことばかり」と、支え合って生活している。今後の暮らしについて、母親は「やっぱり静かな所がいい。町に出ると嫌ですね」、父親は「まだ住めないことはない。空気はええし、ここが一番」と笑顔で語った。

愛媛県の人里離れた山奥に、140本もの紫陽花が!? - ポツンと一軒家
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