アニメ『小市民シリーズ』より、第8話のあらすじと先行カットが公開された。
『小市民シリーズ』は、『氷菓』をはじめとする〈古典部〉シリーズの作者にして直木賞作家・米澤穂信が生み出した、シリーズ累計110万部を突破する大人気ミステリ。かつて“知恵働き”と称する推理活動により苦い経験をした小鳩が、清く慎ましい小市民を目指そうと決意。同じ志を立てた同級生の小佐内と、たがいに助け合う“互恵(ごけい)関係”を密かに結び、小市民としての高校デビューを飾り平穏な日々を送るつもりでいたが、ふたりの学園生活にはなぜか不可解な事件や災難が次々と舞い込んでくる、といった青春ミステリ小説だ。
第8話「おいで、キャンディーをあげる」
【あらすじ】
りんごあめを買いに行く約束をしていた小鳩は、一緒に出掛けるため小佐内のマンションを訪れた。だがそこで、小佐内が誘拐されたことを知る。状況がつかめないままマンションを出てすぐ、その小佐内からスマホにメッセージが届いた。そこには、買ってきてほしいスイーツと店名が記されていて……。小鳩は堂島に電話をかけ、小佐内を探す手助けを依頼する。
(C)米澤穂信・東京創元社/小市民シリーズ製作委員会