23日間に渡り、共に旅をしてきたひろゆきを南米に残し、やむなく1人帰国することになった東出昌大。旅を終えた東出がインタビューに答え、ひろゆきの優しさに触れた瞬間を明かした。
9月1日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆきを、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。
南米旅23日目、東出の旅は終わりを迎えた。この日一行は、パラグアイからブラジルへ入国し、世界三大瀑布の1つに数えられるイグアスの滝を観光。その後は本場ブラジルのシュラスコを堪能し、午後5時、東出は明朝の帰国に備え、空港近くのホテルにチェックインした。本来であれば、ここで東出とひろゆきはお別れの予定だったが、東出の希望により、最後のディナーを一緒に楽しむことに。最後まで2人らしく軽口を叩き合いながら、別れを告げた。
その後のインタビューで「1番記憶に残ったこと」を聞かれると、東出はしばし考え込んだ後、ボリビアのウユニ塩湖を訪れた際の出来事を語り始めた。「ウユニで色々くらっている時に、ひろゆきさんと歩みが近づいて、『ごめんなさい、自分の世界入ってて』みたいな雰囲気になってたら、ひろゆきさんがぼそっと『15年後はまた違う人と来るかもしれないですよ』って言われたんですよ」。
鏡張りの朝焼けが広がるウユニ塩湖で、さまざまな感情が押し寄せ、号泣していた東出。その時、ひろゆきからかけられた言葉が、心に深く残っているのだという。「優しい人なんだなってそのひと言ですごく感じましたね。先のことはわからないけど、ひろゆきさんの優しさに触れた瞬間だったなと思いますね」。そうしみじみ振り返った後、東出は「不思議な人です」と付け加え、屈託のない笑みを浮かべていた。