8月30日より順次放送中のアニメ「この世界は不完全すぎる」第9話で、エルフのアキラ(CV:高橋李依)が本格登場した。感極まって突然ハグをしてくるシーンが、ネット上で「距離感バグった僕っ娘」「すごいハグ魔だ」と評判になっている。
【映像】唐突に抱きついてくるエルフ(CV:高橋李依)※2分14秒ごろ〜
「この世界は不完全すぎる」は、左藤真通氏による同名漫画が原作。極秘に組織された調査隊“王の探求者(キングス・シーカー)”の一員であるハガ(CV:石川界人)と成り行きで助けた少女・ニコラ(CV:矢野妃菜喜)をめぐる冒険ファンタジーだ。実は彼らの住む世界はゲームの中に存在するもので、ハガの正体とは、ゲーム内の不具合を探して報告するデバッガーだ。
前回放送の第8話では、ハガたちがある店の店主から、持ち主の潜在能力に応じて威力が変わる武器をおすすめされた。ただの村人であるニコラが試しに使ってみたところ、なぜか最大出力に。強力なビームが店の壁を貫いて、瓦礫を前に店主は「み、店が……」と呆然としていた。
ニコラがこれほどの威力を出せた原因はバグによるものか、詳細は不明だ。あまりに強い大技が、「無制限ビーム砲が強すぎるw」「ニコラバスター破壊力ありすぎワロタw」「なんちゅう武器だよw」と視聴者の笑いを誘った。
最新話の第9話「加賀見アキラ」では、ハガたちが新たなデバッガーのアキラと出会った。ロードエルフであるアキラは、かなり感情豊かな性格のようだ。ハガたちの旅に感銘を受けたようで、彼にいきなり抱き着くと、「よく頑張りました!」「2人の苦労を考えると、泣けて泣けて……」と号泣しだした。
一人称が「僕」のエルフかつ、やや“グイグイ”な性格という強烈キャラのアキラは、「すごいハグ魔だ」「距離感バグった僕っ娘」「新キャラめちゃくちゃ癖強い」とさっそく注目を集めた。
第9話「加賀見アキラ」
【あらすじ】
ベイル城で戦った謎の黒騎士の正体は、エルフ族の姿をした同業他社のデバッガー・アキラだった。お互いの誤解も解け、ハガ、ニコラ、アマノそしてアキラの4人は共に旅をすることにする。次の目的地をスタマウ諸王連合に定めた一行は、その道中で巨人たちと戦闘になる。しかし巨人たちは逃げ出し、入れ替わるようにして屈強な肉体をした青年・ゲーデルと出会う。
(C)左藤真通・講談社/『この世界は不完全すぎる』製作委員会