『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が8月30日に放送され、娘が実家で見つけてしまった「セーラー服」の秘密が明かされた。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「母の秘密のセーラー服」は、兵庫県の女性(25)からの依頼で、内容は以下のものだ。
『私には今、人には言えない悩み事があります。気になって夜も眠れません。最近、母の様子がおかしいのです。何か隠しているような気がします。実家に帰ったある日のこと、母のクローゼットから見たことのないセーラー服らしきものがチラッと見えました。私たち娘らは学生時代ブレザーだったので、誰もセーラー服は持っていません。まさか今年57歳になる母がコスプレに目覚めたのかと考えると、とても怖くなり、一度調べていただきたいです」
調査に訪れると、娘の予想は「セーラー服を着て、集会・集まりとかで見せ合いっこしてるのかな」というもの。実家へは、「母親が一番大切にしているもの」という偽りの内容でロケを敢行する。
娘によると5カ月前、母親がバッグにセーラー服を詰めて出かけて行ったというが、隙をついてクローゼットを探しても見当たらない。趣味を聞いても「カラオケですかね」と核心を得られない答えだ。
そこで、カンニング竹山探偵がセーラー服姿になり、「秘密のバッグないですか?」とズバリ詰問。たじろいでバッグを出した母親だが、先に仕掛けていた隠しカメラに何かを隠す様子が映っていたことも伝えると、「もうええわ」と白状した。
そうこうして呼ばれたのは、自宅近くの商業施設。ステージに立っているのは、セーラー服を着た母親と、同じ衣装の女性たち。実は、母親が主宰するメンバー17人の地元ダンスチームで、老人ホームやイベントで「体を楽しく動かそう!」をモットーに、社会貢献の一環として活動しているのだった。
隠していた理由は「娘は大学でダンスしていたから、公にしたくない。(私が)もっと上手にできるなら言いますけど」という思いから。一方の娘は「お母さん楽しそう!って感動しちゃった」と語っていた。