ゆりやんレトリィバァが渡米のため、9月6日(金)の放送回を最後に『探偵!ナイトスクープ』を卒業することになった。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。
2023年4月14日の放送回から登場したゆりやん探偵は、体を張った持ちギャグも駆使しながら、爆笑ネタはもちろん、依頼者に寄り添う温かな探偵ぶりで活躍。そして、自身が調査した最後の依頼は、「長渕剛のハーモニカ」。
今回の依頼は、愛媛県の女性(23)から。内容は、「私の父は、長渕剛さんの熱烈な大大大ファンだ。23年前、父がライブに行った時のこと、長渕剛さんがステージで実際に演奏していた魂のこもったハーモニカを客席に向かって投げ、それを父が奇跡的にキャッチしたそうで、それ以来、袋に入れて大切に誰にも触らせず飾っていた。しかし、現在、大学1年生になった妹が3歳の時に、何とそのハーモニカを吹いてしまったのだ。父は今でもそのショックから立ち直れていない。そして、当時のことを全く覚えていない妹は、たいへん罪悪感を抱いている。15年経った今でも家族の中では、その話はタブーになっている。私から父に、これまでの感謝を込めて何かできないかと考えた時に、『探偵!ナイトスクープ』を見て、ダメ元で依頼させてもらった。父の人生の宝物であるハーモニカを、長渕剛さんに吹き直してもらえないだろうか」というものだ。
父はこのハーモニカ事件を封印しているらしいが、実物を見せてもらうと態度は豹変し、長渕愛を爆発させる。すると、「電話するだけしてみますか」と言い出すゆりやん探偵。何やら交渉は成立したようで、依頼者一家は花の東京へ。とある一室で長渕が待っているという。
すると、ゆりやん探偵は敬意を表し、角刈りのカツラに例の大胆水着姿で登場。果たして、そこにいたのは長渕剛だったのか?!ゆりやんの最終回を飾るにふさわしい感動のエンディングは必見だ。