『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が9月1日に放送され、リフォームによって「スーパー銭湯みたい」に進化した家を再訪した。
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。
今回は「ビフォーアフタースペシャル」と題して、2023年1月に訪ねた兵庫県のポツンと一軒家へ。深い森を貫く1本道の先、小高い山々に囲まれた、日当たりのよい広大な田畑がある敷地だ。
この家の主である男性(当時54歳)は、祖父の代から暮らしてきた土地を守るため、30年勤めてきた地元交番での巡査の仕事を辞め、田んぼを1人で管理しながら生活。受け継いだ土地を守りながらも、露天風呂を設置するなど自宅のリフォームも次々と手がけ、当時は「和室を増築して、サウナも作りたい」と目を輝かせていた。
それから久しぶりに男性から連絡を受けた捜索隊は、家を再訪。増築した和室には、趣味とこだわりが詰まった折り畳み式のカウンターバーや、薪ストーブが設置されている。さらに、前回コンクリートの土台しかなかった場所には、ガラス張りのサウナが。外には健康石が敷き詰められ、捜索隊も「スーパー銭湯みたい」と表現するほどだ。
そんな中、バイクで颯爽と現れたのは、警察時代の同期2人と後輩1人。これまでも度々訪れていたが、今回はサウナが完成した知らせを受けて来たそうで、「最高。こんな開放的なサウナないです」「贅沢。個人で持つ設備のレベルじゃない」と満喫していた。
汗を流した後は、牡蠣の味噌鍋でリフォーム完成を祝うなど、ツーリング仲間が集う憩いの場にもなっていた兵庫のポツンと一軒家。男性は「たまにこうして来てもらって、ワイワイ言っているのが楽しい」と語った。