元バイトAKBの28歳アイドル候補生が合宿期間にかかげていたという個人的なテーマを告白。「君はソロの方がいい」と評された過去に向き合った。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
3rd Stage『グループ審査』を突破した10名+視聴者投票による復活組5名が次に挑むのは4th Stage『合宿審査』。BTSやIZ*ONEなど数多くのスターを輩出してきた韓国のアイドル育成アカデミー『ジョイダンス』の名トレーナー達が来日し、合宿中の歌唱・ダンスの講師を務めることになった。しかし、候補生たちを待ち受けていたのは激動の3日間だった。
最終審査を翌日に控え、ジョイダンスCEOカン・ドゥグ氏に集められたアイドル候補生たちは韓国の軍隊で行われている手法でチームワークを高めることに。みんなで目をつぶって手を繋ぎ、今まで誰にも言えなかったことや言いたくなかったこと、辛かった過去の経験などを話しチームで共有することになった。
すると「この合宿期間に、個人的なテーマがありました」と話し始める木下真佑(28)。木下は「欠けていた人間性を良くしようというのが、自分の中の大きなテーマです」と語り「私はすごく自己中な人だと思います。今から10年前バイトAKBとして活動していました。まさにAKBは協調が1番大事なグループだと思うんですね。でも関係者の人に『君はソロの方がいいと思うよ』と言われて。それがあって私はもう無理だと自分の限界を自分で決めてしまって、結果的には夢をあきらめる選択をして生きてきました」とアイドルの夢を諦め、職を転々とした過去を明かした。
そして10年の時間を費やし、改めて夢に向き合うことを決めたという木下。今回の合宿ではメンバーの良い所をたくさん見つけようとノートにメモを取っていたことを明かし「今回の合宿審査だったりDark Idolに出たことをきっかけに、自分の夢ももちろん人間性の部分でも成長してこれまで出来なかったこと全部叶えていきたいなって思っています」と語った。