日本人アイドル候補生が3日間の合宿で涙ぐましい努力を見せ、脱落ゾーンから見事6位に駆け上がった。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
3rd Stage『グループ審査』を突破した10名+視聴者投票による復活組5名が次に挑むのは4th Stage『合宿審査』。BTSやIZ*ONEなど数多くのスターを輩出してきた韓国のアイドル育成アカデミー『ジョイダンス』の名トレーナー達が来日し、合宿中の歌唱・ダンスの講師を務めることになった。しかし、候補生たちを待ち受けていたのは激動の3日間だった。
合宿での最終審査を終え、個人ランキング6位に輝いたのはCOOLチームの一条カオリ(25)。2日間ずっと脱落ゾーンにいた一条が最終審査で一気に6位に駆け上がった。順位の発表にCOOLチームのダンス講師を務めたリュ・ソラ先生は「カオリー!」と歓声を上げ、同じチームの谷屋杏香(25)は「カオリちゃんが呼ばれた時は本当に自分のことのように嬉しくて…」と号泣。「メンタルやられてるのも側で見てたし。メンタルやられてる中で頑張ることがどれほど辛いかって分かるから…本当に嬉しかった」と共に頑張った仲間の審査通過を喜んだ。
講評の場でリュ・ソラ先生は「最初は他の先生たちも含めてすごく心配してたんですよねこの子どうしようかって」と振り返り「付きっきりで厳しく練習させたりたくさん怒ったけど、最後まで諦めずに自分がやり切ってやるぞっていう心を持って本当にやり切ってくれました。最初の姿と今の姿を比べてみると全然違います。表情からこのステージに向かう姿勢までもが。やればできるっていうのを見せてくれました」と一条の成長スピードを絶賛。CUTEチームのダンス講師イ・ガヒ先生も「短い期間でこんなに人は成長できるんだということを新しく気付けた日でしたし、今日それを証明してくれました」とこの合宿での一条の努力を称賛した。