虐待を受けて育った25歳美女が、アイドルを目指すきっかけとなった過去を打ち明けた。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。
3rd Stage『グループ審査』を突破した10名+視聴者投票による復活組4名が次に挑むのは4th Stage『合宿審査』。BTSやIZ*ONEなど数多くのスターを輩出してきた韓国のアイドル育成アカデミー『ジョイダンス』の名トレーナー達が来日し、合宿中の歌唱・ダンスの講師を務めることになった。しかし、候補生たちを待ち受けていたのは激動の3日間。生き残りをかけたサバイバルが始まった!
最終審査を翌日に控えた合宿審査2日目の夜。アイドル候補生たちはジョイダンスCEOのカン・ドゥグ氏に同じ場所に集められた。そしてカン・ドゥグ氏は実際に韓国の軍隊で行われている手法でチームワークを高めることを提案。「アイドルグループもチームワークが最も重要」と、みんなで目をつぶって手を繋ぎ今まで誰かに言えなかったことや言いたくなかったこと、辛かった過去の経験などを話しチームで共有することになった。
そこで村上悠莉亜(25)が語ったのは壮絶な過去。「私は小さい時から両親・祖父母から暴力を受けて生きてきました。暴力だけでなくて『死んでほしい』とか『生きてる意味がない』ということを家族から言われ続けていて、自分だけごはんが無いこととか自分だけ家に入れてもらえないことがあって、外でブルーシートとゴミ箱に捨てられた布で夜寝て通りすがりの知らないおじさんにご飯をもらって生きていました」と明かした。そんな環境で愛されることや大切にされること、将来の夢を諦め生きてきたという村上。しかし高校生の時に初めてステージに立って、愛されるということを知ったと語った。
そして「このオーディションで勝ち上がることはきっと私だけじゃなくて、色んな人の勇気につながると思っています」と言う村上。それを聞いていた前垣さら(23)は「悠莉亜ちゃん本当に辛い人生歩んできてると思うけど、本当にこうやって生きてきてこうやって出会えてよかった」と声をかけ、村上は「聞いてくれてありがとうございました」と涙を流した。