アメリカのエマニュエル駐日大使は、日本製鉄による鉄鋼大手・USスティールの買収が阻止されても、強固な日米関係は変わらないと主張しました。
「まだバイデン大統領は(USスティール買収阻止について)決断を下していない。もし決断が下されたらそれを支持する」「日米関係は一企業間の取引よりも、深く、濃く、強い」「こうした企業間の取引が日米関係を揺さぶるようなことはない」(エマニュエル駐日大使)
エマニュエル大使は日米間の投資の重要性に加え、大谷選手のアメリカでの活躍なども挙げて日米関係の強さを強調しました。
この日は、JR東海がアメリカに輸出する計画のあるリニア新幹線技術を視察し、「時速500kmの中でも立っていられた」と技術力を賞賛しました。
気候変動対策としてもアメリカに鉄道を普及させる必要があるとして、関係強化に期待を示しました。(ANNニュース)